接続
- N + もさることながら
説明
「XもさることながらY」の形で、「Xももちろん大切・すばらしいが、Yはそれ以上だ」と、後ろのYを強調します。Xを否定するのではなく、Xも認めたうえでYに注目させる表現です。よい評価の文によく使われ、改まった話や文章で使います。
例文
このレストランは、料理の味もさることながら、店員の心のこもったサービスがすばらしい。
留学では、語学の上達もさることながら、異なる文化に触れる経験が大切だ。
就職先を選ぶときは、給料もさることながら、働きやすい環境かどうかが重要だ。
この映画は物語もさることながら、音楽の美しさが印象に残る。
注意
助詞は「も」を使い、「はさることながら」とは普通言いません。後ろには前のXより強調したいYが来ます。
関連する文法
ミニクイズ
1このホテルは部屋の広さ( )、窓から見える海の景色が見事だ。
答えと解説
答え: 2 もさることながら
「部屋の広さもさることながら、海の景色が見事だ」で、広さもよいが、景色はそれ以上だという意味です。「はおろか」は後ろに「も」が必要で、「ならではの」は後ろに名詞が必要です。
2彼の発表は、内容もさることながら、( )。
答えと解説
答え: 4 話し方の分かりやすさが光っていた
後ろには「内容」とは別の、さらに強調したい点が来ます。4の「話し方の分かりやすさ」が正しいです。1は同じ「内容」をくり返していて、2・3は意味が通りません。
3値段の安さ( )さることながら、品質の良さが評判だ。
答えと解説
答え: 1 も
決まった形は「Nもさることながら」です。ほかの助詞は使いません。