接続
- N + なり、N + なり
- V辞書形 + なり、V辞書形 + なり + する
説明
いくつかの例を挙げて、「その中のどれでもいいから」という意味を表します。「〜なり〜なりしてください」「〜なり〜なりしたらどうか」のように、相手への助言や依頼でよく使います。過去にしたことを述べる文には使いません。目上の人に使うと、少し失礼に聞こえることがあります。
例文
分からないことがあれば、先生に聞くなり辞書で調べるなりしなさい。
休むときは、電話なりメールなりで必ず連絡してください。
飲み物は、お茶なりコーヒーなり、好きなものを選んでください。
疲れたなら、少し寝るなり散歩するなりして気分を変えたらどうですか。
注意
「なんなりと」「どこへなりと」のように疑問詞につく「なり」もあります。「〜とか〜とか」は例を挙げるだけですが、「なり〜なり」は「どれかを選んで」という気持ちがあります。
関連する文法
ミニクイズ
1会議の資料は、印刷するなり、データで送る( )して、全員に配ってください。
答えと解説
答え: 3 なり
「印刷するなり、データで送るなりして」で、どちらの方法でもいいという意味になります。前に「印刷するなり」があるので、対になる「なり」が入ります。
2「〜なり〜なり」の使い方が正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 2 暑かったら、窓を開けるなりエアコンをつけるなりしてください。
2は「窓を開ける、エアコンをつける、どちらでもいいので」という依頼で正しいです。「〜なり〜なり」は、いくつかの中から選ぶことを提案・依頼するときに使います。1は兄の特徴を並べているだけで選択の意味がなく、3は今朝一度だけあった事実なので使えません。4も職業を説明する文で、選択の意味がありません。
3その件は、課長に相談する( )、自分で決めるなりしてください。
答えと解説
答え: 4 なり
後ろの「自分で決めるなり」と対になって、「相談するなり、決めるなり」となります。ほかの選択肢では「〜なりしてください」の形になりません。