N2 2日目

趣味で広がる世界

地域の活動や人とのつながりを表すことばを覚えます。「〜をきっかけに」「〜を通じて・〜を通して」を使って、何かが始まった理由や、何によって経験が広がったかを話せるようになります。

約25分 · ことば8語 · 文法 · 読む · クイズ

今日のことば

交流

こうりゅう

exchange; interaction

この大学だいがくでは、留学生りゅうがくせいと日本人にほんじん学生がくせいの交流こうりゅうが盛さかんだ。

参加する

さんかする

to take part; to join

週末しゅうまつ、町まちのマラソン大会たいかいに参加さんかした。

興味

きょうみ

interest

旅行りょこうをきっかけに、歴史れきしに興味きょうみを持もつようになった。

経験

けいけん

experience

アルバイトを通つうじて、いろいろな経験けいけんをした。

地域

ちいき

area; region; local community

この地域ちいきでは、毎年まいとし夏なつに大おおきな祭まつりがある。

仲間

なかま

friends; companions; teammates

山登やまのぼりの仲間なかまと一緒いっしょに写真しゃしんを撮とった。

広がる

ひろがる

to spread; to widen

日本語にほんごが話はなせるようになって、友ともだちの輪わが広ひろがった。

積極的

せっきょくてき

active; proactive

授業じゅぎょうでは、積極的せっきょくてきに質問しつもんするようにしている。

今日の文法

〜をきっかけに

ある出来事が始まりになって(新しいことが起こる)

接続
  • N + をきっかけに(して)
  • V普通形 + の / こと + をきっかけに
  • N + がきっかけで
  • V普通形 + の / こと + がきっかけで

ある出来事が始まりになって、新しい行動を始めたり、考えや関係が変わったりしたことを表します。きっかけは偶然の小さな出来事でもかまいません。後ろには「〜を始めた」「〜ようになった」など、変化や新しい行動が来ます。「〜がきっかけで」「〜がきっかけになって」の形もよく使い、硬い言い方では「を契機に」と言います。

例文

  • 日本にほんのアニメを見みたのをきっかけに、日本語にほんごの勉強べんきょうを始はじめた。

  • 健康けんこう診断しんだんの結果けっかをきっかけに、毎朝まいあさ歩あるくようになった。

くわしい説明とクイズ →

〜を通じて・〜を通して

①〜を手段・仲立ちにして ②ある期間・範囲の全体で

接続
  • N + を通じて
  • N + を通して
  • N + を通じての / を通しての + N

使い方は二つあります。①手段・仲立ち:「インターネットを通じて」「先輩を通して」のように、何かや誰かを間に入れて情報を得たり、関係を作ったり、経験から学んだりすることを表します。②期間・範囲:「一年を通じて」「全国を通じて」のように、その期間や範囲の全部で同じ状態が続くことを表します。二つはほぼ同じように使えますが、「を通じて」の方がやや硬く、人を間に入れて意図的に何かをする時は「を通して」がよく使われます。

例文

  • インターネットを通つうじて、世界中せかいじゅうの人ひとと話はなすことができる。

  • 先輩せんぱいを通とおして、部長ぶちょうに休やすみのお願ねがいをした。

くわしい説明とクイズ →

読む

料理教室がくれたもの

去年きょねんの春はる、近所きんじょの公民館こうみんかんで開ひらかれている料理教室りょうりきょうしつに参加さんかしてみた。

日本にほんの家庭料理かていりょうりに興味きょうみがあったし、一人ひとりで料理りょうりをするのに少すこし飽あきていたからだ。

参加者さんかしゃは大学生だいがくせいから八十歳はちじゅっさいのおばあさんまでいて、年としも仕事しごともばらばらだった。

包丁ほうちょうを使つかった経験けいけんがほとんどなかった私わたしに、隣となりの山本やまもとさんが丁寧ていねいに教おしえてくれた。

この教室きょうしつをきっかけに、地域ちいきの人ひとたちと話はなすことが増ふえた。

一年いちねんを通つうじて、季節きせつごとに新あたらしい経験けいけんがあった。夏なつは祭まつりの店みせを手伝てつだい、秋あきはみんなで畑はたけの芋いもを掘ほった。

自分じぶんから積極的せっきょくてきに声こえをかけるのは苦手にがてだったが、一緒いっしょに料理りょうりをしていると、自然しぜんに会話かいわが生うまれる。

料理りょうりを通とおして知しり合あった仲間なかまは、今いまでは何なんでも相談そうだんできる大切たいせつな人ひとたちだ。

国くにの料理りょうりを紹介しょうかいする会かいを開ひらいたときは、山本やまもとさんがお孫まごさんを連つれてきてくれて、交流こうりゅうの輪わがもっと大おおきくなった。

一ひとつの教室きょうしつから、私わたしの世界せかいはこんなに広ひろがった。

ただ、料理りょうりの腕うでのほうは、まだあまり上あがっていない。

内容のかくにん

R1マリアさんが料理教室りょうりきょうしつに参加さんかした理由りゆうはどれですか。

答えと解説

答え: 1 家庭料理かていりょうりに興味きょうみがあり、一人ひとりでの料理りょうりに飽あきていたから

2行目ぎょうめに「家庭料理かていりょうりに興味きょうみがあったし、一人ひとりで料理りょうりをするのに少すこし飽あきていたからだ」とあります。山本やまもとさんとは教室きょうしつで初はじめて会あいました。

R2文章ぶんしょうの内容ないように合あうものはどれですか。

答えと解説

答え: 4 マリアさんは、料理教室りょうりきょうしつがきっかけで、地域ちいきの人ひとと話はなすようになった。

5行目ぎょうめに「この教室きょうしつをきっかけに、地域ちいきの人ひとたちと話はなすことが増ふえた」とあります。包丁ほうちょうはほとんど使つかったことがなく、参加者さんかしゃの年としはばらばらで、料理りょうりの腕うでは「まだあまり上あがっていない」ので、ほかは合あいません。

クイズ

1町まちの人ひとと留学生りゅうがくせいの(  )を深ふかめるために、毎年まいとしパーティーを開ひらいている。

答えと解説

答え: 3 交流こうりゅう

「交流こうりゅうを深ふかめる」で、人ひとと人ひとのつながりを強つよくするという意味いみです。「経験けいけん・地域ちいき・仲間なかまを深ふかめる」とは言いいません。

2田中たなかさんは会議かいぎで、いつも(  )に意見いけんを言いう。

答えと解説

答え: 1 積極的せっきょくてき

「積極的せっきょくてきに」は自分じぶんから進すすんで何なにかをする様子ようすです。「いつも一時的いちじてきに」は矛盾むじゅんし、「伝統的でんとうてきに・部分的ぶぶんてきに意見いけんを言いう」も不自然ふしぜんです。

3海外かいがいで働はたらいた(  )を生いかして、旅行会社りょこうがいしゃに就職しゅうしょくした。

答えと解説

答え: 4 経験けいけん

「〜した経験けいけんを生いかす」で、今いままでにしたことを役やくに立たてるという意味いみです。「働はたらいた交流こうりゅう・仲間なかま・地域ちいき」はつながりません。

4ある本ほんを読よんだこと(  )、宇宙うちゅうに興味きょうみを持もつようになった。

答えと解説

答え: 2 をきっかけに

「〜をきっかけに」は、ある出来事できごとが始はじまりになって変化へんかが起おきたことを表あらわします。「に際さいして」「にあたって」は「〜するとき・〜する前まえに」の意味いみで、過去かこの出来事できごとが原因げんいんになる文ぶんには合あいません。

5この町まちは一年いちねん(  )、観光客かんこうきゃくが多おおい。

答えと解説

答え: 2 を通つうじて

期間きかんを表あらわす語ご+「を通つうじて」で、「その間あいだずっと」という意味いみになります。「一年いちねんをきっかけに」「一年いちねんに際さいして」「一年いちねんによって」は意味いみが通とおりません。

6インターネット(  )、世界中せかいじゅうの人ひとと知しり合あうことができる。

答えと解説

答え: 4 を通とおして

手段しゅだんや仲立なかだちになるもの+「を通とおして」で、「〜を使つかって・〜によって」という意味いみです。ほかの三みっつは手段しゅだんを表あらわしません。

7週末しゅうまつ、地域のボランティアに参加さんかした。

答えと解説

答え: 1 ちいき

「地域ちいき」は「ちいき」と読よみます。「地ち」は「じ」とも読よみますが、この語ごでは「ち」です。

8なかまと一緒いっしょに山やまに登のぼった。

答えと解説

答え: 3 仲間

「なかま」は「仲間なかま」と書かきます。「中間ちゅうかん」は別べつの語ごで、「問もん」「伸しん」は形かたちが似にた別べつの字じです。

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