接続
- N + を通じて
- N + を通して
- N + を通じての / を通しての + N
説明
使い方は二つあります。①手段・仲立ち:「インターネットを通じて」「先輩を通して」のように、何かや誰かを間に入れて情報を得たり、関係を作ったり、経験から学んだりすることを表します。②期間・範囲:「一年を通じて」「全国を通じて」のように、その期間や範囲の全部で同じ状態が続くことを表します。二つはほぼ同じように使えますが、「を通じて」の方がやや硬く、人を間に入れて意図的に何かをする時は「を通して」がよく使われます。
例文
インターネットを通じて、世界中の人と話すことができる。
先輩を通して、部長に休みのお願いをした。
この地域は一年を通じて雨が少なく、過ごしやすい。
留学生活を通して、多くのことを学んだ。
注意
②の期間の意味では、後ろに「ずっと同じ状態」が来ます。「一年を通じて一度雨が降った」のような一回だけの出来事には使いません。
関連する文法
ミニクイズ
1この町は一年( )、観光客が多い。
答えと解説
答え: 2 を通じて
一年の間ずっと観光客が多いという意味なので、期間全体を表す「を通じて」です。「にかけて」は「〜から〜にかけて」の形で使い、「に際して」「をきっかけに」は期間を表しません。
2田中さんは大学の先輩( )、今の会社を紹介してもらった。
答えと解説
答え: 4 を通して
先輩を間に入れて会社を紹介してもらったので、仲立ちを表す「を通して」です。「にあたって」「に際して」は特別な機会、「に比べて」は比較を表します。
3部活( )、子どもたちはルールを守る大切さを学ぶ。
答えと解説
答え: 1 を通じて
部活という経験から学ぶので、手段・仲立ちを表す「を通じて」です。ほかの三つは「経験から学ぶ」という意味を表せません。