N2 文法 4/60

〜を通じて・〜を通して

①〜を手段・仲立ちにして ②ある期間・範囲の全体で

接続

  • N + を通じて
  • N + を通して
  • N + を通じての / を通しての + N

説明

使い方は二つあります。①手段・仲立ち:「インターネットを通じて」「先輩を通して」のように、何かや誰かを間に入れて情報を得たり、関係を作ったり、経験から学んだりすることを表します。②期間・範囲:「一年を通じて」「全国を通じて」のように、その期間や範囲の全部で同じ状態が続くことを表します。二つはほぼ同じように使えますが、「を通じて」の方がやや硬く、人を間に入れて意図的に何かをする時は「を通して」がよく使われます。

例文

  • インターネットを通つうじて、世界中せかいじゅうの人ひとと話はなすことができる。

  • 先輩せんぱいを通とおして、部長ぶちょうに休やすみのお願ねがいをした。

  • この地域ちいきは一年いちねんを通つうじて雨あめが少すくなく、過すごしやすい。

  • 留学りゅうがく生活せいかつを通とおして、多おおくのことを学まなんだ。

注意

②の期間の意味では、後ろに「ずっと同じ状態」が来ます。「一年を通じて一度雨が降った」のような一回だけの出来事には使いません。

関連する文法

ミニクイズ

1この町まちは一年いちねん(  )、観光客かんこうきゃくが多おおい。

答えと解説

答え: 2 を通つうじて

一年の間ずっと観光客が多いという意味なので、期間全体を表す「を通じて」です。「にかけて」は「〜から〜にかけて」の形で使い、「に際して」「をきっかけに」は期間を表しません。

2田中たなかさんは大学だいがくの先輩せんぱい(  )、今いまの会社かいしゃを紹介しょうかいしてもらった。

答えと解説

答え: 4 を通とおして

先輩を間に入れて会社を紹介してもらったので、仲立ちを表す「を通して」です。「にあたって」「に際して」は特別な機会、「に比べて」は比較を表します。

3部活ぶかつ(  )、子こどもたちはルールを守まもる大切たいせつさを学まなぶ。

答えと解説

答え: 1 を通つうじて

部活という経験から学ぶので、手段・仲立ちを表す「を通じて」です。ほかの三つは「経験から学ぶ」という意味を表せません。

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