N2 文法 3/60

〜をきっかけに

ある出来事が始まりになって(新しいことが起こる)

接続

  • N + をきっかけに(して)
  • V普通形 + の / こと + をきっかけに
  • N + がきっかけで
  • V普通形 + の / こと + がきっかけで

説明

ある出来事が始まりになって、新しい行動を始めたり、考えや関係が変わったりしたことを表します。きっかけは偶然の小さな出来事でもかまいません。後ろには「〜を始めた」「〜ようになった」など、変化や新しい行動が来ます。「〜がきっかけで」「〜がきっかけになって」の形もよく使い、硬い言い方では「を契機に」と言います。

例文

  • 日本にほんのアニメを見みたのをきっかけに、日本語にほんごの勉強べんきょうを始はじめた。

  • 健康けんこう診断しんだんの結果けっかをきっかけに、毎朝まいあさ歩あるくようになった。

  • 旅行先りょこうさきで同おなじバスに乗のったのがきっかけで、二人ふたりは友達ともだちになった。

  • 大阪おおさかへの転勤てんきんをきっかけにして、自分じぶんで料理りょうりをするようになった。

注意

動詞に付けるときは「見たのをきっかけに」「読んだことをきっかけに」のように「の」か「こと」が必要です。後ろに変化のない、毎日の決まった行動は来ません(×毎朝7時をきっかけに起きる)。

関連する文法

ミニクイズ

1友達ともだちに誘さそわれたの(  )、テニスを始はじめた。

答えと解説

答え: 4 をきっかけに

友達に誘われたことが始まりになってテニスを始めたので「をきっかけに」です。「をはじめ」は代表的な例、「をこめて」は気持ち、「を中心に」は中心になるものを表します。

2この本ほんを読よんだこと(  )きっかけに、環境かんきょう問題もんだいに興味きょうみを持もつようになった。

答えと解説

答え: 3 を

「〜をきっかけに」の形なので「を」が入ります。「が」を使う場合は「〜がきっかけで」になります。

3「をきっかけに」の使つかい方かたがいちばん正ただしい文ぶんはどれですか。

答えと解説

答え: 2 留学りゅうがくをきっかけに、自分じぶんの国くにの文化ぶんかについて考かんがえるようになった。

留学という出来事が始まりになって、考え方が変わったことを表す2が正しいです。1は毎日の決まった行動、3は天気の予想、4は「窓から」と言うべき文で、どれも変化のきっかけを表していません。

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