接続
- N + をきっかけに(して)
- V普通形 + の / こと + をきっかけに
- N + がきっかけで
- V普通形 + の / こと + がきっかけで
説明
ある出来事が始まりになって、新しい行動を始めたり、考えや関係が変わったりしたことを表します。きっかけは偶然の小さな出来事でもかまいません。後ろには「〜を始めた」「〜ようになった」など、変化や新しい行動が来ます。「〜がきっかけで」「〜がきっかけになって」の形もよく使い、硬い言い方では「を契機に」と言います。
例文
日本のアニメを見たのをきっかけに、日本語の勉強を始めた。
健康診断の結果をきっかけに、毎朝歩くようになった。
旅行先で同じバスに乗ったのがきっかけで、二人は友達になった。
大阪への転勤をきっかけにして、自分で料理をするようになった。
注意
動詞に付けるときは「見たのをきっかけに」「読んだことをきっかけに」のように「の」か「こと」が必要です。後ろに変化のない、毎日の決まった行動は来ません(×毎朝7時をきっかけに起きる)。
関連する文法
ミニクイズ
1友達に誘われたの( )、テニスを始めた。
答えと解説
答え: 4 をきっかけに
友達に誘われたことが始まりになってテニスを始めたので「をきっかけに」です。「をはじめ」は代表的な例、「をこめて」は気持ち、「を中心に」は中心になるものを表します。
2この本を読んだこと( )きっかけに、環境問題に興味を持つようになった。
答えと解説
答え: 3 を
「〜をきっかけに」の形なので「を」が入ります。「が」を使う場合は「〜がきっかけで」になります。
3「をきっかけに」の使い方がいちばん正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 2 留学をきっかけに、自分の国の文化について考えるようになった。
留学という出来事が始まりになって、考え方が変わったことを表す2が正しいです。1は毎日の決まった行動、3は天気の予想、4は「窓から」と言うべき文で、どれも変化のきっかけを表していません。