接続
- V普通形 + し
- いA普通形 + し
- なA普通形 + し(便利だし)
- N普通形 + し(雨だし)
説明
「〜し、〜し」は、同じ方向のことを二つ以上並べて言う形です。人や物のいい点(または悪い点)を並べたり(安いし、おいしいし)、理由をいくつか言ったりするときに使い、「それに」という気持ちが入ります。助詞は「も」をよく使います(お金もないし、時間もないし)。「し」を一つだけ使うと、「ほかにも理由がある」という感じになります。丁寧に話すときは「〜ますし」「〜ですし」も使えます。
例文
この 店は 安いし、おいしいし、よく 来ます。
今日は 雨だし、寒いし、どこへも 行きたくないです。
田中先生は 親切だし、英語も 話せるし、とても いい 先生です。
雨も 降って いるし、今日は 家で 映画を 見ませんか。
注意
な形容詞と名詞には「だ」が必要です(✕ 便利し → ○ 便利だし)。ふつうは同じ方向のことを並べます。いいことと悪いことをまぜると不自然です(✕ この店は安いし、おいしくないし)。
関連する文法
ミニクイズ
1この アパートは 駅から ( )、新しいし、とても いいです。
答えと解説
答え: 1 近いし
い形容詞は、普通形にそのまま「し」をつけます。「近い」+「し」で「近いし」です。い形容詞に「だ」はつけません。
2佐藤さんは 歌も ( )、ピアノも 弾けるし、すごいですね。
答えと解説
答え: 3 上手だし
「上手」はな形容詞なので、「だ」をつけて「上手だし」と言います。「だ」のない「上手し」や、「な」「の」を使った形は間違いです。
3この 町は 静かだし、物も 安いし、( )。
答えと解説
答え: 4 ずっと ここに 住みたいです
「静かだ」「物も安い」は、どちらもいい点です。「〜し、〜し」でいい点を並べた後には、「ずっとここに住みたい」のような、それに合う結論が来ます。ほかの三つは反対の意味になってしまいます。