接続
- N + はもとより、N + も
説明
「〜は当然そうだが、それだけでなくほかのものも」という意味です。前には当然のもの、後ろにはそれより範囲が広いものや意外なものが来て、後ろには「も」「まで」がよく付きます。「〜はもちろん」と同じ意味ですが、よりかたい書き言葉です。
例文
この祭りには、地元の人はもとより、海外からの観光客も大勢訪れる。
彼女は英語はもとより、フランス語も話せる。
このアプリは、学生はもとより、社会人にも人気がある。
新製品の開発には、技術はもとより、市場の調査も欠かせない。
注意
前には名詞が来るのが基本です。「もとより」は副詞で「もともと・はじめから」という意味もあるので、「〜はもとより、〜も」の形で覚えましょう。
関連する文法
ミニクイズ
1この料理は、子ども( )、大人も喜んで食べる。
答えと解説
答え: 2 はもとより
子どもは当然、大人も喜んで食べるという意味なので「はもとより」です。「はともかく」だと子どものことを置いておく意味になり、「大人も」と合いません。
2「はもとより」の使い方が正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 3 社長はもとより、新入社員まで会議に出た。
3は「社長が出るのは当然で、新入社員まで出た」という意味で正しいです。1は後ろに「も」で加えるものがありません。2と4は形容詞・動詞に直接付けていて、形が間違っています。
3彼は国内はもとより、海外( )名前が知られている。
答えと解説
答え: 1 でも
「はもとより」の後ろは「〜も」で、ほかのものを加えます。「海外でも」が正解です。「より」は比べる表現で「はもとより」と合わず、「しか」「だけ」は範囲をせまくするので合いません。