N2 文法 16/60

〜はもとより

〜はもちろん、(ほかのもの)も

接続

  • N + はもとより、N + も

説明

「〜は当然そうだが、それだけでなくほかのものも」という意味です。前には当然のもの、後ろにはそれより範囲が広いものや意外なものが来て、後ろには「も」「まで」がよく付きます。「〜はもちろん」と同じ意味ですが、よりかたい書き言葉です。

例文

  • この祭まつりには、地元じもとの人ひとはもとより、海外かいがいからの観光客かんこうきゃくも大勢おおぜい訪おとずれる。

  • 彼女かのじょは英語えいごはもとより、フランス語ごも話はなせる。

  • このアプリは、学生がくせいはもとより、社会人しゃかいじんにも人気にんきがある。

  • 新製品しんせいひんの開発かいはつには、技術ぎじゅつはもとより、市場しじょうの調査ちょうさも欠かかせない。

注意

前には名詞が来るのが基本です。「もとより」は副詞で「もともと・はじめから」という意味もあるので、「〜はもとより、〜も」の形で覚えましょう。

関連する文法

ミニクイズ

1この料理りょうりは、子こども(  )、大人おとなも喜よろこんで食たべる。

答えと解説

答え: 2 はもとより

子どもは当然、大人も喜んで食べるという意味なので「はもとより」です。「はともかく」だと子どものことを置いておく意味になり、「大人も」と合いません。

2「はもとより」の使つかい方かたが正ただしい文ぶんはどれですか。

答えと解説

答え: 3 社長しゃちょうはもとより、新入社員しんにゅうしゃいんまで会議かいぎに出でた。

3は「社長が出るのは当然で、新入社員まで出た」という意味で正しいです。1は後ろに「も」で加えるものがありません。2と4は形容詞・動詞に直接付けていて、形が間違っています。

3彼かれは国内こくないはもとより、海外かいがい(  )名前なまえが知しられている。

答えと解説

答え: 1 でも

「はもとより」の後ろは「〜も」で、ほかのものを加えます。「海外でも」が正解です。「より」は比べる表現で「はもとより」と合わず、「しか」「だけ」は範囲をせまくするので合いません。

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