接続
- N + ばかりか
- V普通形 + ばかりか
- いA普通形 + ばかりか
- なA + な + ばかりか
説明
「〜だけでなく、さらに〜も」という意味で、後ろには前よりも程度が大きいことや意外なことが来ます。後ろには「も・まで・さえ」がよく付きます。よくないことを重ねるときによく使いますが、よいことにも使えます。「のみならず」ほどかたくはありませんが、やや書き言葉的な表現で、会話では「〜だけじゃなく」などのほうが自然です。
例文
彼は宿題を忘れたばかりか、教科書まで家に置いてきた。
この部屋は狭いばかりか、日も当たらない。
リンさんは英語ばかりか、アラビア語まで話せるそうだ。
その店員は親切なばかりか、説明もとても分かりやすかった。
注意
後ろの文に命令・依頼・意志(〜てください、〜よう)は使えません。「Vたばかり」(〜したすぐ後)とは別の文型なので、「か」があるかどうかに注意しましょう。
関連する文法
ミニクイズ
1雨が降ってきた( )、風まで強くなってきた。
答えと解説
答え: 2 ばかりか
雨が降ってきたうえに、さらに風まで強くなった、と悪いことを重ねているので「ばかりか」です。「まで」と一緒に使うのがよくある形です。
2「ばかりか」の使い方が正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 4 佐藤さんは遅刻したばかりか、会議の資料も忘れてきた。
4は「遅刻しただけでなく、資料も忘れた」という意味で正しいです。1は依頼、3は意志の文が後ろに来ているので使えません。2はな形容詞の形が間違いで、「静かなばかりか」が正しい形です。
3この町は便利( )ばかりか、家賃も安い。
答えと解説
答え: 1 な
な形容詞は「な + ばかりか」でつなぎます。「便利なばかりか」で「便利なだけでなく」という意味です。