接続
- Vた形 + 上で(〜してから)
- N + の + 上で(〜してから:相談の上で)
- V辞書形 + 上で(〜する時に・〜するために)
- N + の + 上で(〜の面で:仕事の上で)
説明
用法は2つあります。①「Vた形 + 上で」「Nの上で」は、まず前のことをしてから、その結果をもとに後ろのことをする、という意味です(よく考えた上で決める)。②「V辞書形 + 上で」は「〜する時に・〜する過程で」という意味で、後ろには「大切だ・必要だ・問題がある」などがよく来ます(生活する上で大切なこと)。「Nの上で」は「〜の面で」という意味にもなります。
例文
両親とよく相談した上で、留学することに決めた。
説明書を読んだ上で、機械を使ってください。
外国で生活する上で、言葉はとても大切だ。
仕事の上で困ったことがあれば、いつでも相談してください。
注意
①の意味では動詞はた形、②の意味では辞書形を使います。①は「〜てから」より、前のことを確かめてから、という気持ちが強い言い方です。「〜上に」(それに加えて)とは意味が違います。
関連する文法
ミニクイズ
1内容をよく確認( )上で、書類にサインしてください。
答えと解説
答え: 2 した
「確認してから、サインする」という順番の意味なので、た形の「した上で」を使います。辞書形「する上で」は「〜する時に」という別の意味になります。
2日本の会社で働く( )、敬語は欠かせない。
答えと解説
答え: 3 上で
「働く時に、敬語は必要だ」という意味なので、辞書形につく「上で」です。「上に」「のみならず」「ばかりか」は何かを加える表現で、この文には合いません。
3家族との話し合いの( )、引っ越しを決めた。
答えと解説
答え: 4 上で
「家族と話し合ってから、引っ越しを決めた」という意味なので「Nの上で」です。「上に」は「それに加えて」という意味で、ここでは使えません。