接続
- V普通形 + 上(に)
- いA普通形 + 上(に)
- なA + な / である + 上(に)
- N + の / である + 上(に)
説明
あることに、同じ方向のことをもう1つ加えるときに使います。よいことにはよいこと、悪いことには悪いことを重ねます(安い上においしい/道に迷った上に雨に降られた)。「に」を省いて「〜上、〜」とも言います。「ばかりか」と似ていますが、「上に」は2つを並べて加える感じで、後ろがより意外なことでなくてもかまいません。
例文
この店のパンは安い上に、とてもおいしい。
昨日は道に迷った上に、雨にも降られて大変だった。
この仕事は楽な上に、給料もいい。
彼は医者である上に、小説も書いている。
注意
前と後ろの評価の方向をそろえます(「安い上にまずい」は×)。後ろに命令・依頼・意志の文は来ません。「〜上で」とは意味が違うので注意しましょう。
関連する文法
ミニクイズ
1このホテルは駅から近い( )、朝ごはんもおいしい。
答えと解説
答え: 3 上に
駅から近いというよい点に、朝ごはんがおいしいというよい点を加えているので「上に」です。「にもかかわらず」は逆の結果のときに使います。
2今日は寝坊した上に、( )。
答えと解説
答え: 1 電車にも乗り遅れてしまった
「寝坊した」という悪いことに、同じ方向の悪いことを加えるので1です。2と4はよいことで方向が合いません。3は意志の文なので「上に」の後ろには使えません。
3彼女は親切( )上に、仕事もよくできる。
答えと解説
答え: 4 な
な形容詞は「な + 上に」でつなぎます。「親切な上に」で「親切なだけでなく」という意味です。