接続
- N + にあたって
- V辞書形 + にあたって
- N + にあたっての + N
説明
新しい店を開く、留学する、新年を迎えるなど、大事なことを始める時に「その時に・そのために」という意味で使います。後ろには、そのための準備、気持ち、あいさつなどが来ることが多いです。改まった言い方で、書き言葉では「にあたり」も使います。「に際して」とほぼ同じ意味ですが、「にあたって」は「これから始めることに向けて」という前向きな気持ちが感じられます。
例文
新しい店を開くにあたって、近所の人たちの意見を聞いた。
試験を始めるにあたって、注意点を説明します。
留学にあたって、まず現地の言葉を勉強し始めた。
新年を迎えるにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
注意
「駅に着くにあたって雨が降り出した」のように、自然の出来事や偶然のことには使えません。後ろには話し手や関係者の意志的な行動が来ます。
関連する文法
ミニクイズ
1論文を書く( )、図書館でたくさんの資料を集めた。
答えと解説
答え: 2 にあたって
論文を書くという大事な仕事の準備として資料を集めたので「にあたって」です。「にかけて」「にわたって」は期間や範囲を表す名詞に付き、「に反して」は「〜と反対に」の意味なので合いません。
2結婚( )あたって、二人で新しい部屋を探している。
答えと解説
答え: 3 に
「にあたって」は名詞に「に」で付きます。「結婚にあたって」は「結婚するのに向けて」という意味です。
3「にあたって」の使い方がいちばん正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 1 会社を作るにあたって、銀行からお金を借りた。
会社を作るという大事なことの準備としてお金を借りたので、1が正しいです。2と4は偶然の出来事、3は毎日の小さな動作なので「にあたって」は使えません。