接続
- N + に沿って
- N + に沿った + N
- N + に沿う + N
説明
使い方は二つあります。①場所:「川に沿って」「道に沿って」のように、川・道・線など長く続くものから離れずに、それと同じ方向に、という意味です。②基準:「方針に沿って」「希望に沿った」のように、計画・方針・マニュアル・相手の希望などに合うように行動することを表します。②は「に基づいて」と似ていますが、「に沿って」は決められた流れや相手の希望から外れないように進める、という感じがあります。
例文
川に沿って、桜の木が並んでいる。
この道に沿って十分ほど歩くと、駅に出ます。
会社の方針に沿って、新しい商品を開発する。
お客様のご希望に沿った旅行プランをご提案します。
注意
「ご希望に沿えるよう努力します」のように、可能形「沿える」もビジネスでよく使います。①の意味では、川・道・線路・海岸など、長く続くものに付きます。
関連する文法
ミニクイズ
1海岸( )、長い散歩道が続いている。
答えと解説
答え: 3 に沿って
海岸から離れずに、同じ方向に道が続いているので「に沿って」です。「に基づいて」「をもとに」は根拠や材料、「をめぐって」は議論の中心を表すので、場所には使えません。
2授業は、この計画表( )進めます。
答えと解説
答え: 1 に沿って
計画表から外れないように授業を進めるので「に沿って」です。「をめぐって」は議論・対立、「をきっかけに」は変化の始まり、「に際して」は特別な機会を表します。
3これは、お客様の要望に( )商品です。
答えと解説
答え: 4 沿った
名詞「商品」を修飾して「〜です」で終わる文なので「に沿った+名詞」が正しいです。「沿って」は動詞につながる形で、「要望に沿って商品です」とは言えません。「沿い」は名詞の前に直接置けず、「〜に沿いの」という形もありません。