接続
- Vます形 + がたい
説明
「そうしたい気持ちはあっても、心理的に〜することが難しい、ほとんどできない」という意味です。「信じがたい」「許しがたい」「理解しがたい」「忘れがたい」「近づきがたい」のように、認識や感情を表す動詞と一緒に使うことが多いです。やや硬い表現で、書き言葉や改まった場面でよく使います。物理的・技術的に難しいときは「〜にくい」を使います。
例文
あの真面目な彼が会社を急に辞めるなんて、信じがたい話だ。
連絡もしないで約束に一時間も遅れるのは、許しがたい。
初めての海外旅行は、忘れがたい思い出になった。
新しい先生は少し近づきがたい雰囲気がある。
注意
「このペンは書きがたい」のように、物理的に難しいことには使えません(→ 書きにくい)。「かねる」は立場や事情でできないこと、「がたい」は気持ちの上でできないことです。
関連する文法
ミニクイズ
1毎日遅刻してくる彼の態度は、どうしても理解し( )。
答えと解説
答え: 2 がたい
気持ちの上で理解することが難しいという意味なので「理解しがたい」が正しいです。「かねない」は悪い可能性、「得る」は可能、「ずにはいられない」はおさえられない気持ちを表し、合いません。
2このペンは先が太くて、小さい字が( )。
答えと解説
答え: 3 書きにくい
ペンの形のせいで物理的に書くのが難しいので、「書きにくい」が正しいです。「がたい」は気持ちの上で難しいとき、「かねる」は立場や事情でできないときに使います。
3「がたい」の使い方が正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 1 親友との別れは、言葉では表しがたい悲しさだった。
1は「気持ちが強すぎて言葉で表すのが難しい」という意味で正しいです。2・3・4は物理的に難しいことなので、「持ちにくい」「通りにくい」「読みにくい」を使います。