接続
- Vない形 + ずにはすまない
- する → せずにはすまない
説明
その場の状況や社会の常識から考えると、〜しないままでは済まされない、必ず〜しなければならない、という意味です。謝る・払う・説明する・責任を問われる など、しなくてはならない義務や避けられない結果について使います。自分の意志よりも、まわりの事情からそうせざるを得ない、という気持ちが強い表現です。
例文
会社の大切な資料をなくしたのだから、部長に 謝らずにはすまない。
友人の車に傷をつけてしまった。修理代を 払わずにはすまないだろう。
これだけ大きなミスをすれば、担当者は 責任を問われずにはすまない。
試験を無断で休んだ以上、先生に事情を 説明せずにはすまない。
注意
「〜ないではすまない」も同じ意味で、やや話し言葉的です。「〜ずにはおかない」(必ず〜という結果になる/必ず〜してやる)と混同しないようにしましょう。
関連する文法
ミニクイズ
1約束の日に遅れた以上、取引先に直接( )。
答えと解説
答え: 2 謝らずにはすまない
約束に遅れたので、謝らなければ許されない、という意味の「謝らずにはすまない」が合います。「ずにはおかない」は影響や強い意志を表し、謝る場面に合いません。3 と 4 は「必要がない」の意味で、「以上」と合いません。
2会議の資料に大きな誤りがあった。参加者全員に訂正の連絡を( )。
答えと解説
答え: 1 せずにはすまない
「する」は「せずにはすまない」の形になります。ほかは正しい形ではありません。
3正しい使い方の文はどれですか。
答えと解説
答え: 4 友達の大事なカップを割ってしまった。弁償せずにはすまないだろう。
カップを割ったので弁償しなければならない、という避けられない義務を表す 4 が正しいです。1 は「散歩したくなる」なら「ずにはいられない」、2 は「ずにはおかない」が合います。3 も義務の場面ではありません。