接続
- V普通形 + とはいえ
- いA + とはいえ
- なA + (だ) + とはいえ
- N + (だ) + とはいえ
- 文。+ とはいえ、…
説明
「AとはいえB」は、「Aは事実だが、Aから考えられることとは違ってBだ」という意味です。Aは認めたうえで、それとは合わないことや、注意すべきことをBで述べます。文の初めに「とはいえ、」と置いて、前の文を受ける接続詞のようにも使えます。「〜といっても」に近いですが、少しかたい言い方です。
例文
春とはいえ、朝晩はまだ寒い。
仕事が忙しかったとはいえ、一度も連絡しなかったのは悪かった。
この町は便利だとはいえ、家賃が高すぎて住めない。
新しいプロジェクトは順調だ。とはいえ、まだ安心はできない。
注意
Aは実際の事実で、仮定には使いません。「〜といえども」はさらにかたく、「(立場の高い人・特別なもの)でも」という意味で使われることが多いです。
関連する文法
ミニクイズ
1留学して三年になる( )、敬語はまだ難しい。
答えと解説
答え: 3 とはいえ
「三年になるのは事実だが、それでも敬語は難しい」という逆接なので「とはいえ」です。「からには」「からこそ」「だけに」は理由や当然の結果を表すので、後ろの内容と合いません。
2夏休み( )、部活があるので毎日学校に行っている。
答えと解説
答え: 1 とはいえ
「夏休みだが、それでも毎日学校に行く」という意味なので「とはいえ」です。「にとって」「にしたら」は誰の立場かを表し、「として」は資格や立場を表すので合いません。
3安いとはいえ、( )。
答えと解説
答え: 2 こんなに古いパソコンは買いたくない
「安いのは事実だが、それでも買いたくない」という、安いことから考えられることと違う内容が後ろに来ます。1・3・4は安いことから自然に考えられる内容なので、「とはいえ」とつながりません。