接続
- Vます形 + ながらも
- いA + ながらも
- なA + ながらも
- N + ながらも
説明
「AながらもB」は、「Aという状態なのに、それと合わないBだ」という逆接の意味です。「ながら」だけでも逆接になりますが、「も」が付くと逆接の意味がはっきりします。前と後ろの主語は同じことが多く、Aには状態を表す語(狭い、不便、子ども、知っている など)が来ます。「狭いながらも楽しい我が家」のように、マイナスの点を認めながらプラスの面を述べる文によく使われます。
例文
狭いながらも、自分の家を持てたことがうれしい。
彼は文句を言いながらも、最後まで手伝ってくれた。
子どもながらも、彼女の意見はしっかりしていた。
不便ながらも、山の暮らしには都会にない楽しさがある。
注意
同時進行の「〜ながら(〜しながら…する)」と違い、「ながらも」は逆接だけを表します。動詞に付くときは「知りながらも」「思いながらも」「(文句を)言いながらも」のように、状態・気持ち・態度を表すものが多いです。
関連する文法
ミニクイズ
1体に悪いと知り( )、つい夜遅くまでスマホを見てしまう。
答えと解説
答え: 3 ながらも
「体に悪いと知っているのに、見てしまう」という逆接なので「ながらも」です。「つつある」は変化の途中、「かけて」は途中まで、「きって」は最後まですることを表します。
2この店は小さい( )、ケーキがおいしいと評判だ。
答えと解説
答え: 4 ながらも
「店は小さいけれども、ケーキの評判はいい」という逆接なので「ながらも」です。「だけに」「ばかりに」「ものだから」は理由を表すので、意味がつながりません。
3「ながらも」の使い方がいちばん正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 2 貧しいながらも、家族で楽しく暮らしている。
2は「貧しいけれども、楽しく暮らしている」という正しい逆接です。1は同時進行なので「ながら」、3は「残念ながら」が決まった言い方で「勝った」とつながらず、4は前と後ろが逆接の関係になっていません。