接続
- V辞書形 + そばから
- Vた形 + そばから
説明
「Aそばから、B」は、Aをしてもすぐに、Aをむだにするようなことが起こる、という状況が何度もくり返されることを表します。片付けてもすぐ散らかる、覚えてもすぐ忘れる、のような場面です。話す人の困った気持ちや不満が込められることが多いです。一回だけの出来事には使いません。
例文
片付けるそばから、子どもがおもちゃを出してしまう。
新しい単語は 覚えるそばから 忘れていく。
雪の日は、道の雪を かいたそばから、また積もってしまう。
彼は給料を もらうそばから 使ってしまうので、貯金ができない。
注意
「が早いか」「や否や」は一回の出来事に使いますが、「そばから」はくり返しの出来事に使います。後ろは現在形(習慣)でも過去形でもかまいません。
関連する文法
ミニクイズ
1注意した( )、弟はまた同じ間違いをする。
答えと解説
答え: 3 そばから
注意してもすぐにまた同じ間違いをする、というくり返しの不満なので「そばから」です。「以上」は理由・決意、「くせに」は非難(主語が同じ)、「からこそ」は理由の強調で、文に合いません。
2「〜そばから」の使い方が正しい文はどれか。
答えと解説
答え: 1 掃除するそばから、犬が部屋を汚してしまう。
「そばから」は、したことがすぐにむだになる状況のくり返しに使います。2は一回だけの出来事、3は「〜て以来ずっと」の意味、4は誘いの文なので使えません。
3田中さんは本を( )そばから内容を忘れてしまうそうだ。
答えと解説
答え: 2 読む
「そばから」は動詞の辞書形かた形につきます。て形・意向形・ない形にはつきません。