N1 文法 49/60

〜に(は)あたらない

〜するほどのことではない・〜する必要はない

接続

  • V辞書形 + に(は)あたらない(驚く・悲観する・責める など)
  • N + に(は)あたらない(非難・称賛 など)

説明

「〜するほどのことではない」「〜するのは適当ではない」という意味です。「驚く」「感心する」「悲観する」「責める」「非難する」など、人の反応や評価を表す言葉と使います。理由を示して「だから〜する必要はない」と相手の反応をおさえるときによく使います。

例文

  • 彼かれは毎日まいにち練習れんしゅうしていたのだから、優勝ゆうしょうしたのも 驚おどろくにはあたらない。

  • 一度いちど失敗しっぱいしたくらいで、そう 悲観ひかんするにはあたらない。

  • 新人しんじんがこのミスをするのはよくあることで、責せめるにはあたらない。

  • 料金りょうきんが上あがったのは材料費ざいりょうひの値上ねあがりのためで、非難ひなんにはあたらない。

注意

「〜までもない」は「簡単・明らかなので〜する必要がない」、「〜にはあたらない」は「その反応や評価は適当ではない」という意味で、使い分けます。漢字では「当たらない」と書くこともあります。

関連する文法

ミニクイズ

1彼かれは十年じゅうねんも日本にほんに住すんでいるのだから、日本語にほんごが上手じょうずなのは(  )。

答えと解説

答え: 2 驚おどろくにはあたらない

「十年も住んでいるのだから」という理由があるので、「驚くほどのことではない」という意味の「驚くにはあたらない」が合います。「禁じ得ない」は理由と逆の意味になり、1 と 4 は文に合いません。

2小ちいさなミスだから、それほど(  )にはあたらない。

答えと解説

答え: 4 気きにする

動詞につくときは辞書形なので「気にするにはあたらない」になります。

3初はじめての試合しあいで負まけたからといって、(  )。

答えと解説

答え: 3 悲観ひかんするにはあたらない

「〜からといって」の後で「悲観する必要はない」と言っているので、「悲観するにはあたらない」が合います。ほかは意味が合いません。

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