接続
- V辞書形 + に(は)あたらない(驚く・悲観する・責める など)
- N + に(は)あたらない(非難・称賛 など)
説明
「〜するほどのことではない」「〜するのは適当ではない」という意味です。「驚く」「感心する」「悲観する」「責める」「非難する」など、人の反応や評価を表す言葉と使います。理由を示して「だから〜する必要はない」と相手の反応をおさえるときによく使います。
例文
彼は毎日練習していたのだから、優勝したのも 驚くにはあたらない。
一度失敗したくらいで、そう 悲観するにはあたらない。
新人がこのミスをするのはよくあることで、責めるにはあたらない。
料金が上がったのは材料費の値上がりのためで、非難にはあたらない。
注意
「〜までもない」は「簡単・明らかなので〜する必要がない」、「〜にはあたらない」は「その反応や評価は適当ではない」という意味で、使い分けます。漢字では「当たらない」と書くこともあります。
関連する文法
ミニクイズ
1彼は十年も日本に住んでいるのだから、日本語が上手なのは( )。
答えと解説
答え: 2 驚くにはあたらない
「十年も住んでいるのだから」という理由があるので、「驚くほどのことではない」という意味の「驚くにはあたらない」が合います。「禁じ得ない」は理由と逆の意味になり、1 と 4 は文に合いません。
2小さなミスだから、それほど( )にはあたらない。
答えと解説
答え: 4 気にする
動詞につくときは辞書形なので「気にするにはあたらない」になります。
3初めての試合で負けたからといって、( )。
答えと解説
答え: 3 悲観するにはあたらない
「〜からといって」の後で「悲観する必要はない」と言っているので、「悲観するにはあたらない」が合います。ほかは意味が合いません。