担い手
にないて
bearer; person who carries on (a role)
農業の担い手が年々減っている。
N1 17日目
地域の伝統行事についてのことばを学びます。「〜ばこそ」「〜とあって」を使って、出来事の特別な理由を記事のように説明できるようになります。
約25分 · ことば8語 · 文法 · 読む · クイズ
担い手
にないて
bearer; person who carries on (a role)
農業の担い手が年々減っている。
存続
そんぞく
continuation; survival
部員が集まらず、部の存続が問題になっている。
熱気
ねっき
excitement; enthusiasm (of a crowd)
決勝戦とあって、会場は熱気にあふれていた。
愛着
あいちゃく
attachment; affection (for a thing or place)
十年使った机には愛着がある。
継承する
けいしょうする
to inherit; to pass on (a tradition)
父の店の味を息子が継承した。
過疎
かそ
depopulation (of rural areas)
過疎の村に若い家族が引っ越してきた。
盛況
せいきょう
great success; big turnout
初めての料理教室は予想以上の盛況だった。
復活する
ふっかつする
to come back; to be revived
昔の人気番組が二十年ぶりに復活した。
〜からこそ(ほかでもないこの理由で)
「〜からこそ」と同じく、理由を強く取り出して「ほかでもなく、この理由で」と言う表現です。文末は「〜のだ」「〜のである」になることが多く、話し手の主張や評価を表します。「厳しく言うのは、あなたを思えばこそだ」のように、一見よくないことの本当の理由を説明するときによく使います。硬い書き言葉です。
子どものことを思えばこそ、親は厳しく言うのだ。
君の力を信じていればこそ、この仕事を頼んだんだ。
〜という特別な状況なので(当然〜)
「〜という特別な事情なので」という意味で、その事情から当然起こる様子や結果を述べます。「連休とあって、道が混んでいる」のように、ニュースや報告で、目の前の状況を客観的に説明するときによく使います。後ろには話し手の意志・命令・依頼は来ません。
連休とあって、駅はどこも旅行客で混んでいる。
人気の作家が来るとあって、会場には朝から長い列ができた。
山の中の小さな町で、十年ぶりに夏祭りが復活した。
過疎が進んで太鼓や踊りの担い手がいなくなり、祭りは長い間中止されていたのだ。
久しぶりの開催とあって、当日は町の人口の倍を超える人が集まり、会場は熱気に包まれた。
屋台にも昼から行列ができ、大変な盛況だった。
祭りの存続のために動いたのは、町を出て都会で働く二十代の若者たちだ。
中心になった山田さんは「離れていても町への愛着があればこそ、毎週末帰ってきて練習を続けられた」と話す。
難しかったのは太鼓のリズムを継承することだった。昔の打ち手はもう高齢で、楽譜も残っていなかった。
助けになったのは、十年前の最後の祭りで、当時小学生だった山田さん自身がタブレットで撮った動画だ。
若者たちはその動画を何度も見て、リズムを一つずつ覚えた。
もっとも、動画の半分には、太鼓ではなく撮っている山田さん自身の顔が映っていたそうだ。
来年は町の小学生にも太鼓を教える予定だ。「今度はカメラの向きにも気をつけます」と山田さんは笑った。
R1祭りが長い間中止されていたのはなぜか。
答え: 2 太鼓や踊りをする人がいなくなったから
2 行目に「過疎が進んで太鼓や踊りの担い手がいなくなり、祭りは長い間中止されていた」とあります。楽譜がなかったことは、祭りを復活させるときの問題として書かれています。
R2若者たちが太鼓のリズムを覚えられたのは、なぜか。
答え: 3 山田さんが子どものころに撮った動画があったから
「助けになったのは、…当時小学生だった山田さん自身がタブレットで撮った動画だ」「その動画を何度も見て、リズムを一つずつ覚えた」とあります。楽譜は残っていなかったので 2 は違います。
1駅前の新しいパン屋は、開店初日から( )だった。
答え: 2 盛況
「盛況」は「お客さんがたくさん来て、にぎわっている様子」です。「過疎」は人が少ない地域について使い、店には使いません。
2子どもの数が減り、村の小学校の( )が心配されている。
答え: 4 存続
「学校の存続」は「学校がなくならずに続くこと」です。子どもが減ると、学校が続けられるかどうかが心配になります。
3祖母から教わった料理の味を、次の世代に( )したい。
答え: 1 継承
「〜を次の世代に継承する」は「受け継いだものを次の人たちに伝える」という意味です。「復活する」は「〜を…に復活する」という形では使いません。
4人気歌手が来る( )、会場には朝から大勢のファンが並んだ。
答え: 3 とあって
「〜とあって」は「〜という特別な事情なので」という意味で、その結果として起きたことを述べます。「ばこそ」は「来ればこそ」のように仮定形につくので、「来るばこそ」とは言いません。
5親が厳しく言うのは、子どもの将来を思え( )だ。
答え: 2 ばこそ
「〜ばこそ」は「まさに〜から」と理由を強調する言い方で、「〜のは…ばこそだ」の形でもよく使います。「思えばこそ」で「子どもの将来を本当に思っているからこそ」という意味です。
6__ __ _★_ __ 厳しいことを言うのだ。
答え: 4 いれば
正しい順番は 2→3→4→1 で、「君の実力を信じていればこそ厳しいことを言うのだ」となります。★には「いれば」が入ります。
7連休の初日( )、高速道路はどこも渋滞している。
答え: 1 とあって
「N + とあって」で「N という特別な状況なので」という意味です。連休の初日なので道が混んでいる、という文です。「ばこそ」は名詞に直接つきません。
8地域の伝統を継承する。
答え: 2 けいしょう
「継承」は「けいしょう」と読みます。「しょう」は長い音です。
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