接続
- N + さえ(が・を の代わりに)
- N + 助詞 + さえ(にさえ・とさえ など)
- N + でさえ(主語)
- Vます形 + さえ + する / しない
説明
「さえ」は、ふつうは当然だと思われることや、いちばん簡単なことを例に出して、「それも〜なのだから、ほかはもちろん〜だ」という気持ちを表します。否定の文でよく使います。「が」「を」の代わりに使い、主語には「でさえ」もよく使います。「に」「と」などはそのまま残して「にさえ」のように言います。
例文
忙しくて、昼ご飯を食べる 時間さえ ない。
この問題は、先生でさえ わからなかった。
引っ越すことは、まだ 家族にさえ 話していない。
弟はゲームに夢中で、私の方を 見さえしなかった。
注意
「も」で言いかえられることが多いですが、「さえ」のほうが「驚き」や「極端さ」が強く、少しかたい言い方です。会話では「〜すら」より「さえ」がよく使われます。
関連する文法
ミニクイズ
1日本に来たばかりのころは、ひらがな( )読めなかった。
答えと解説
答え: 2 さえ
「いちばん簡単なひらがなも読めなかった(だから、ほかはもちろん読めなかった)」という意味なので「さえ」です。ほかの三つはこの意味を表せません。
2このパズルは難しくて、大人( )できない。
答えと解説
答え: 3 でさえ
「大人」はこの文の主語なので、「でさえ」を使います。「がさえ」という形はなく、「をさえ」「のさえ」は主語には使えません。
3「さえ」の使い方が正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 1 熱があって、水さえ飲みたくない。
1は「水のような簡単なものも飲みたくない」という正しい文です。2〜4は「さえ」の位置や接続が間違っています。