N2 文法 32/60

〜というものだ

それが本当の〜だ/〜と言える(話し手の強い判断)

接続

  • N + というものだ
  • なA + というものだ
  • V普通形 + というものだ

説明

話し手が「〜とは本来こういうものだ」「これはまさに〜だ」と、確信をもって判断・主張するときに使います。「それが人生というものだ」のように物事の本質を言う使い方と、「〜なんて無理というものだ」「〜のは迷惑というものだ」のように、ある行動を批判的に評価する使い方があります。動詞に付くと「(そうなれば)当然〜ことになる」という意味になります。書き言葉や、やや改まった話し言葉で使います。

例文

  • 小ちいさな失敗しっぱいを何度なんども重かさねて上手じょうずになる。それが練習れんしゅうというものだ。

  • 一人ひとりで三日みっかのうちに全部ぜんぶ終おわらせろなんて、無理むりというものだ。

  • 電車でんしゃの中なかで大おおきな声こえで電話でんわするのは、迷惑めいわくというものだ。

  • 新あたらしいコピー機きが入はいったので、これで仕事しごとも少すこしは楽らくになるというものだ。

注意

なA・Nには「だ」を付けずに続けます(✗ 無理だというものだ)。否定の「〜というものではない」は「必ずしも〜とは言えない」という別の意味になります。

関連する文法

ミニクイズ

1人ひとの話はなしを聞きかないで自分じぶんの意見いけんばかり言いうのは、わがまま(  )。

答えと解説

答え: 3 というものだ

「〜のは、わがままというものだ」で「それはまさにわがままだ」という批判的な判断になります。「ものなら」「ものの」「ことなく」は文の終わりに使えず、意味もつながりません。

2旅行りょこうの予定よていが急きゅうに変かわるのはよくあることだ。それが旅たび(  )。

答えと解説

答え: 1 というものだ

「それが旅というものだ」で「旅とは本来そういうものだ」という意味になります。「ものだから」「からこそ」は理由、「ことに」は感情を表す表現で、名詞のあとで文を終わらせることができません。

3三歳さんさいの子こどもに一人ひとりで待まっていろ __ __ _★_ __。

答えと解説

答え: 1 という

正しい順番は 3→4→1→2 で、「三歳の子どもに一人で待っていろなんて無理というものだ。」となります。★には「という」が入ります。

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