接続
- N + というものだ
- なA + というものだ
- V普通形 + というものだ
説明
話し手が「〜とは本来こういうものだ」「これはまさに〜だ」と、確信をもって判断・主張するときに使います。「それが人生というものだ」のように物事の本質を言う使い方と、「〜なんて無理というものだ」「〜のは迷惑というものだ」のように、ある行動を批判的に評価する使い方があります。動詞に付くと「(そうなれば)当然〜ことになる」という意味になります。書き言葉や、やや改まった話し言葉で使います。
例文
小さな失敗を何度も重ねて上手になる。それが練習というものだ。
一人で三日のうちに全部終わらせろなんて、無理というものだ。
電車の中で大きな声で電話するのは、迷惑というものだ。
新しいコピー機が入ったので、これで仕事も少しは楽になるというものだ。
注意
なA・Nには「だ」を付けずに続けます(✗ 無理だというものだ)。否定の「〜というものではない」は「必ずしも〜とは言えない」という別の意味になります。
関連する文法
ミニクイズ
1人の話を聞かないで自分の意見ばかり言うのは、わがまま( )。
答えと解説
答え: 3 というものだ
「〜のは、わがままというものだ」で「それはまさにわがままだ」という批判的な判断になります。「ものなら」「ものの」「ことなく」は文の終わりに使えず、意味もつながりません。
2旅行の予定が急に変わるのはよくあることだ。それが旅( )。
答えと解説
答え: 1 というものだ
「それが旅というものだ」で「旅とは本来そういうものだ」という意味になります。「ものだから」「からこそ」は理由、「ことに」は感情を表す表現で、名詞のあとで文を終わらせることができません。
3三歳の子どもに一人で待っていろ __ __ _★_ __。
答えと解説
答え: 1 という
正しい順番は 3→4→1→2 で、「三歳の子どもに一人で待っていろなんて無理というものだ。」となります。★には「という」が入ります。