N2 文法 5/60

〜をめぐって

〜を中心にして(いろいろな意見・争いがある)

接続

  • N + をめぐって
  • N + をめぐる + N

説明

ある問題や物を中心にして、いろいろな意見が出たり、議論・対立・争いが起こったりすることを表します。後ろには「議論する」「意見が分かれる」「対立する」「争う」など、複数の人が関わる動詞が来ます。ニュースや新聞でよく使われる言い方です。名詞を修飾するときは「をめぐる+名詞」になります。

例文

  • 新あたらしい駅えきの場所ばしょをめぐって、住民じゅうみんの意見いけんが分わかれている。

  • 会議かいぎでは、来年らいねんの予算よさんをめぐって激はげしい議論ぎろんが続つづいた。

  • 一ひとつのおもちゃをめぐって、兄弟きょうだいがけんかを始はじめた。

  • ごみの処理しょりをめぐる問題もんだいについて、学生がくせいたちが話はなし合あった。

注意

「について」と違い、一人が説明する・本を読む・心配するなどの文には使えません(×先生は明日の予定をめぐって説明した)。

ミニクイズ

1文化祭ぶんかさいで何なにをするか(  )、クラスの意見いけんが対立たいりつした。

答えと解説

答え: 3 をめぐって

「文化祭で何をするか」という問題を中心に意見が対立したので「をめぐって」です。ほかの三つは、対立や議論の中心となる問題を表せません。

2会社かいしゃの将来しょうらい(  )議論ぎろんが、夜よる遅おそくまで続つづいた。

答えと解説

答え: 1 をめぐる

名詞「議論」を修飾するので「をめぐる+名詞」の形になります。助詞は必ず「を」です。

3「をめぐって」の使つかい方かたがいちばん正ただしい文ぶんはどれですか。

答えと解説

答え: 4 新あたらしいルールをめぐって、社員しゃいんの間あいだでさまざまな意見いけんが出でた。

新しいルールを中心に、いろいろな意見が出たので4が正しいです。1〜3は一人が説明する・読む・心配する文なので、「について」を使うのが自然です。

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