接続
- N + をめぐって
- N + をめぐる + N
説明
ある問題や物を中心にして、いろいろな意見が出たり、議論・対立・争いが起こったりすることを表します。後ろには「議論する」「意見が分かれる」「対立する」「争う」など、複数の人が関わる動詞が来ます。ニュースや新聞でよく使われる言い方です。名詞を修飾するときは「をめぐる+名詞」になります。
例文
新しい駅の場所をめぐって、住民の意見が分かれている。
会議では、来年の予算をめぐって激しい議論が続いた。
一つのおもちゃをめぐって、兄弟がけんかを始めた。
ごみの処理をめぐる問題について、学生たちが話し合った。
注意
「について」と違い、一人が説明する・本を読む・心配するなどの文には使えません(×先生は明日の予定をめぐって説明した)。
ミニクイズ
1文化祭で何をするか( )、クラスの意見が対立した。
答えと解説
答え: 3 をめぐって
「文化祭で何をするか」という問題を中心に意見が対立したので「をめぐって」です。ほかの三つは、対立や議論の中心となる問題を表せません。
2会社の将来( )議論が、夜遅くまで続いた。
答えと解説
答え: 1 をめぐる
名詞「議論」を修飾するので「をめぐる+名詞」の形になります。助詞は必ず「を」です。
3「をめぐって」の使い方がいちばん正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 4 新しいルールをめぐって、社員の間でさまざまな意見が出た。
新しいルールを中心に、いろいろな意見が出たので4が正しいです。1〜3は一人が説明する・読む・心配する文なので、「について」を使うのが自然です。