接続
- V普通形 + にもかかわらず
- いA普通形 + にもかかわらず
- なA / なA + である + にもかかわらず(過去: なA + だった)
- N / N + である + にもかかわらず(過去: N + だった)
説明
前の事実から普通に考えられることと違う結果になった、という意味です。話し手の驚きや不満、または感心の気持ちが入ることが多いです。「〜のに」とほぼ同じ意味ですが、かたい言い方で、書き言葉やあらたまった場面で使います。文の初めで「それにもかかわらず」の形でも使います。
例文
雨にもかかわらず、大勢の人がお祭りに来た。
何度も注意したにもかかわらず、彼はまた遅刻した。
この店は駅から遠くて不便であるにもかかわらず、いつも混んでいる。
値段が高いにもかかわらず、この新しいパソコンはよく売れている。
注意
後ろの文には、命令・依頼・意志(〜てください、〜よう)は来ません。「〜にかかわらず」(〜に関係なく)とは意味がまったく違うので、「も」があるかどうかに注意しましょう。
関連する文法
ミニクイズ
1彼は一生懸命練習した( )、試合に負けてしまった。
答えと解説
答え: 1 にもかかわらず
一生懸命練習したのに負けた、という予想と違う結果なので「にもかかわらず」です。「にかかわらず」「を問わず」は「関係なく」という意味で、文に合いません。
2日曜日( )、佐藤さんは会社で仕事をしていた。
答えと解説
答え: 3 であるにもかかわらず
名詞には「N + にもかかわらず」か「N + である + にもかかわらず」の形でつなぎます。「だ」「で」「な」をそのまま付ける形はありません。
3駅から遠い( )、このアパートはすぐに借り手が見つかった。
答えと解説
答え: 2 にもかかわらず
駅から遠いのに、すぐに借りる人が見つかったという意外な結果なので「にもかかわらず」です。「に反して」「をめぐって」「に沿って」は名詞につく形で、い形容詞には付きません。