接続
- V普通形 + ものの
- いA + ものの
- なA + な / である + ものの
- N + である + ものの
説明
「〜は事実だが、そこから予想されることとは違う結果になっている」と言うときに使います。前で事実を認め、後ろでうまくいかないこと・不十分なことを述べる文が多いです。「けれども」より少しかたく、書き言葉でよく使います。後ろに意志・依頼・命令・勧誘は来ません。
例文
新しいパソコンを買ったものの、使い方がよく分からない。
給料は安いものの、仕事は楽しくて気に入っている。
この部屋は駅から近くて便利なものの、家賃が高すぎる。
日本語の試験には合格したものの、会議で話すのはまだ難しい。
注意
×「免許は取ったものの、ドライブに行きましょう」のように、後ろに話し手の意志や誘いは来ません。「〜とはいうものの」の形もよく使われます。
関連する文法
ミニクイズ
1料理教室に申し込んだ( )、忙しくてまだ一度も行っていない。
答えと解説
答え: 3 ものの
「申し込んだけれども、まだ行っていない」という予想と違う結果なので「ものの」です。ほかの3つは理由や決意の表現で合いません。
2このかばんはデザインはいい( )、重くて使いにくい。
答えと解説
答え: 1 ものの
「デザインはいいけれども、重くて使いにくい」と、よい点を認めたうえで期待と違う点を言っているので「ものの」です。「からには」は決意や義務、「のことだから」は名詞に付いて推測の理由を表し、「ことに」は「うれしい」など気持ちを表す語に付きます。
3免許は取ったものの、( )。
答えと解説
答え: 2 車を運転したことはほとんどない
「免許を取ったけれども、ほとんど運転していない」と予想と違う結果を言う2が正しいです。1は予想どおりの結果で逆接になりません。3は誘い、4は意志なので「ものの」の後ろに来ません。