N1 文法 10/60

〜といったところだ

せいぜい〜ぐらいだ(程度がそれほど高くない)

接続

  • N + といったところだ
  • N(数量) + といったところだ

説明

「Nといったところだ」は、程度や数量について「だいたいNぐらいで、それ以上ではない」と話す人が評価する言い方です。数量の後によく使い、「せいぜい」「まだ」などと一緒に使うことも多いです。「多い」「すごい」と強調したいときではなく、「大したことはない」という気持ちのときに使います。会話では「〜といったところかな」「〜といったところです」とも言います。

例文

  • この町まちの人口じんこうは、せいぜい三千人さんぜんにん といったところだ。

  • 毎日まいにち忙いそがしくて、睡眠時間すいみんじかんは五時間ごじかん といったところです。

  • 今度こんどの旅行りょこうの費用ひようは、一人ひとり三万円さんまんえん といったところだろう。

  • 彼かれの英語えいごは、日常会話にちじょうかいわに困こまらない程度ていど といったところだ。

注意

「五万人も集まった」のように、数が多いことを強調する文には使えません。命令や希望を表す文の後にも使いません。

ミニクイズ

1駅えきから会場かいじょうまでは、歩あるいても十五分じゅうごふん(  )。

答えと解説

答え: 3 といったところだ

歩いてもせいぜい15分ぐらいだ、という意味なので「といったところだ」です。ほかの選択肢は名詞(数量)の後に直接つけることができません。

2「〜といったところだ」の使つかい方かたが正ただしい文ぶんはどれか。

答えと解説

答え: 2 週末しゅうまつのアルバイトの収入しゅうにゅうは、月つきに二万円にまんえんといったところだ。

「といったところだ」は、数量などが大したことはないと評価するときに使います。1は多さの強調、3は命令、4は希望の文なので使えません。

3A「新あたらしい仕事しごとにはもう慣なれた?」
B「うーん、まだ半分はんぶん(  )かな。」

答えと解説

答え: 4 といったところ

「まだ半分ぐらいかな」と程度を控えめに評価しているので「といったところ」です。「に限る」は「〜がいちばんいい」、「をもって」は手段・時点、「どころ」は単独では使えません。

N1・5日目のレッスンで練習する

JLPT単語7,500語以上を、カード・音声・間隔反復でおぼえるなら無料アプリのJapatan

App Storeでダウンロード