接続
- N + といったところだ
- N(数量) + といったところだ
説明
「Nといったところだ」は、程度や数量について「だいたいNぐらいで、それ以上ではない」と話す人が評価する言い方です。数量の後によく使い、「せいぜい」「まだ」などと一緒に使うことも多いです。「多い」「すごい」と強調したいときではなく、「大したことはない」という気持ちのときに使います。会話では「〜といったところかな」「〜といったところです」とも言います。
例文
この町の人口は、せいぜい三千人 といったところだ。
毎日忙しくて、睡眠時間は五時間 といったところです。
今度の旅行の費用は、一人三万円 といったところだろう。
彼の英語は、日常会話に困らない程度 といったところだ。
注意
「五万人も集まった」のように、数が多いことを強調する文には使えません。命令や希望を表す文の後にも使いません。
ミニクイズ
1駅から会場までは、歩いても十五分( )。
答えと解説
答え: 3 といったところだ
歩いてもせいぜい15分ぐらいだ、という意味なので「といったところだ」です。ほかの選択肢は名詞(数量)の後に直接つけることができません。
2「〜といったところだ」の使い方が正しい文はどれか。
答えと解説
答え: 2 週末のアルバイトの収入は、月に二万円といったところだ。
「といったところだ」は、数量などが大したことはないと評価するときに使います。1は多さの強調、3は命令、4は希望の文なので使えません。
3A「新しい仕事にはもう慣れた?」
B「うーん、まだ半分( )かな。」
答えと解説
答え: 4 といったところ
「まだ半分ぐらいかな」と程度を控えめに評価しているので「といったところ」です。「に限る」は「〜がいちばんいい」、「をもって」は手段・時点、「どころ」は単独では使えません。