接続
- N + といい、N + といい
説明
ある物や人について、二つの面を例に挙げ、「どちらの面から見ても」と全体を評価するときに使います。後ろには「すばらしい」「最高だ」「だめだ」など、話し手の評価や感想が来ます。よい評価にも悪い評価にも使えますが、ただの事実や行動を述べる文、依頼の文には使えません。
例文
色といい形といい、このかばんは私の好みにぴったりだ。
味といい値段といい、この店のランチは文句のつけようがない。
昨日の試合は、守備といい攻撃といい、全然だめだった。
性格といい話し方といい、妹は母にそっくりだ。
注意
「〜も〜も」と違い、話し手の評価を表す文にだけ使います。「〜にしろ〜にしろ」「〜であれ〜であれ」は「どちらでも」という意味で、評価の意味はありません。
関連する文法
ミニクイズ
1景色といい料理( )、今回の旅行は最高だった。
答えと解説
答え: 1 といい
前の「景色といい」と対になって「景色といい料理といい」となり、旅行全体を「最高だった」と評価しています。「であれ」「なり」は評価の文に合わず、「はおろか」は後ろに「も」が必要です。
2「〜といい〜といい」の使い方が正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 3 声といい表情といい、彼女の演技は見事だった。
3は声と表情の二つの面から演技を「見事だった」と評価していて正しいです。1と2はただの予定や事実、4は依頼なので使えません。
3字の丁寧さといい内容の深さといい、( )。
答えと解説
答え: 4 このレポートは申し分ない
後ろには全体への評価が来るので、4の「申し分ない」が正しいです。1と3は行動、2は依頼で、評価になっていません。