接続
- N + であれ、N + であれ
- なA + であれ、なA + であれ
- 疑問詞(+ N) + であれ
説明
二つの用法があります。(1)「XであれYであれ」の形で、XでもYでも、どちらの場合でも後ろのことは変わらない、という意味です。(2)「どんなNであれ」「誰であれ」のように疑問詞と使い、「どんな場合でも」という意味になります。後ろには話し手の判断や「〜べきだ」「〜なければならない」などが来ることが多いです。硬い表現で、話し言葉では「〜でも〜でも」「〜にしろ〜にしろ」も使います。
例文
大人であれ子どもであれ、交通ルールは守らなければならない。
晴れであれ雨であれ、試合は予定どおり行われる。
仕事が好きであれ嫌いであれ、引き受けた以上は最後までやるべきだ。
どんな理由であれ、締め切りに遅れるのは困る。
注意
「なり〜なり」は「どれかを選んで」という依頼・助言に使いますが、「であれ〜であれ」は「どちらでも結果は同じ」という意味です。
関連する文法
ミニクイズ
1国内であれ海外( )、旅行の前には保険に入っておいたほうがいい。
答えと解説
答え: 4 であれ
前の「国内であれ」と対になって「国内であれ海外であれ」となり、「国内でも海外でも」という意味です。ほかの選択肢は「であれ」と組み合わせて使えません。
2( )であれ、人の物を勝手に使ってはいけない。
答えと解説
答え: 3 どんな理由
ここでは「どんな理由であれ」のように疑問詞と一緒に使い、「どんな理由でも」という意味になります。ほかは「であれ」の前の形として正しくありません。
3学生であれ社会人であれ、( )。
答えと解説
答え: 2 時間を大切にすべきだ
後ろには「学生でも社会人でも同じこと」が来ます。2が正しいです。1と3は片方だけについて述べていて、4は選択を求める文なので合いません。