N1 文法 7/60

〜に至るまで

(範囲が)〜まで全部・〜のような細かいところまで

接続

  • N + に至るまで
  • N1 + から + N2 + に至るまで

説明

「Nに至るまで」は、範囲がNにまで及ぶことを強調する言い方です。「AからBに至るまで」の形でよく使い、Bには「そんなところまで」と驚くような、範囲の端にあるものを置きます。時間(若いころから現在に至るまで)にも、もの(野菜から調味料に至るまで)にも使えます。「まで」より硬く、強調の気持ちが強い表現です。

例文

  • この店みせでは、野菜やさいから調味料ちょうみりょう に至いたるまで、すべて地元じもとの物ものを使つかっている。

  • 祖父そふは若わかいころから現在げんざい に至いたるまで、毎日まいにち日記にっきをつけている。

  • その会社かいしゃは、社員しゃいんの服装ふくそうから髪形かみがた に至いたるまで、細こまかく決きめている。

  • 彼女かのじょの部屋へやは、家具かぐはもちろん、ペン一本いっぽん に至いたるまで白しろで統一とういつされている。

注意

「駅に至るまでバスで行く」のように、ただの目的地や時刻を表す「まで」の代わりには使いません。範囲の広さや細かさを強調したいときに使います。

関連する文法

ミニクイズ

1この辞書じしょには、日常にちじょうの言葉ことばから専門用語せんもんようご(  )、約やく十万語じゅうまんごが収録しゅうろくされている。

答えと解説

答え: 3 に至いたるまで

「AからBに至るまで」で、範囲が専門用語にまで及ぶことを表します。「にかけては」は得意な分野、「に沿って」は基準、「に先立って」は「〜の前に」の意味です。

2子こどもからお年寄としより(  )、町まちの人ひとが全員ぜんいん祭まつりに参加さんかした。

答えと解説

答え: 1 に至いたるまで

「から」と組み合わせて範囲を表すのは「に至るまで」です。「をはじめ」「に加えて」は「から」と一緒に使えず、「にしては」は予想とのずれを表します。

3「〜に至いたるまで」の使つかい方かたが正ただしい文ぶんはどれか。

答えと解説

答え: 4 新あたらしい制度せいどは、導入どうにゅうの理由りゆうから細こまかい手続てつづきに至いたるまで、丁寧ていねいに説明せつめいされた。

「に至るまで」は範囲の広さ・細かさを強調するときに使います。1は目的地、2は時刻なので「まで」で十分です。3は範囲になっていません。

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