N3 15日目

ふるさとに帰るたびに

「〜たびに」で「〜するといつも」と言い、「〜うちに」で「状態が変わる前に」「〜している間に」と言えるようになります。

約25分 · ことば8語 · 文法 · 読む · クイズ

今日のことば

故郷

こきょう

hometown; home

夏休なつやすみに、久ひさしぶりに故郷こきょうへ帰かえった。

景色

けしき

scenery; view

この山やまの上うえから見みる景色けしきは、とてもきれいだ。

懐かしい

なつかしい

nostalgic; dear old

この歌うたを聞きくたびに、懐なつかしい気持きもちになる。

思い出

おもいで

memory; memories

日本にほんでの留学りゅうがくは、一生いっしょうの思おもい出でになった。

変わる

かわる

to change

十年じゅうねんの間あいだに、駅えきの前まえはずいぶん変かわった。

若い

わかい

young

若わかいうちに、一度いちど外国がいこくで生活せいかつしてみたい。

訪ねる

たずねる

to visit (a person or place)

週末しゅうまつ、大学だいがくのときの先生せんせいを訪たずねた。

温泉

おんせん

hot spring

冬ふゆは、雪ゆきを見みながら温泉おんせんに入はいるのが好すきだ。

今日の文法

〜たびに

〜するときはいつも

接続
  • V辞書形 + たびに
  • N + の + たびに

「〜するときはいつも」という意味いみで、あることをするたびに同おなじことが起おこる、同おなじことをする、という繰くり返かえしを表あらわします。「〜とき」よりも「毎回まいかい」という気持きもちが強つよいです。一回いっかいだけの出来事できごとには使つかいません。

例文

  • この歌うたを聞きく たびに、高校こうこう時代じだいを思おもい出だします。

  • 旅行りょこう のたびに、家族かぞくにお土産みやげを買かって帰かえります。

くわしい説明とクイズ →

〜うちに

①状態が変わる前に ②〜している間に(変化が起こる)

接続
  • V辞書形 + うちに
  • Vて形 + いる + うちに
  • Vない形 + うちに
  • いA + うちに
  • なA + な + うちに
  • N + の + うちに

用法ようほうは二ふたつあります。①「その状態じょうたいが続つづいている間あいだに」という意味いみで、状態じょうたいが変かわる前まえに何なにかをします(「温あたたかいうちに食たべる」「暗くらくならないうちに帰かえる」)。変かわってしまったら難むずかしくなる、という気持きもちがあります。②「Vている/Vるうちに」の形かたちで、何なにかをしている間あいだに、自然しぜんに変化へんかが起おこったことを表あらわします。後うしろには「〜ようになる」「〜てくる」など変化へんかの言葉ことばがよく来きます。

例文

  • 料理りょうりが温あたたかい うちに、どうぞ食たべてください。

  • 元気げんきな うちに、いろいろな国くにを旅行りょこうしたいです。

くわしい説明とクイズ →

読む

変わらない温泉

私わたしの故郷こきょうは、山やまに囲かこまれた小ちいさな町まちだ。

故郷こきょうに帰かえるたびに、町まちの景色けしきが少すこしずつ変かわっている。

駅えきの前まえには新あたらしいコンビニができて、子こどものころによく遊あそんだ公園こうえんは駐車場ちゅうしゃじょうになった。

でも、一ひとつだけ変かわらない所ところがある。駅えきから歩あるいて五分ごふんの古ふるい温泉おんせんだ。

帰かえるたびにそこを訪たずねると、受付うけつけのおばあさんがいつも「大おおきくなったね」と言いってくれる。

私わたしはもう三十五歳さんじゅうごさいで、背せも高校生こうこうせいのときから変かわっていないのだが。

お湯ゆに入はいっているうちに、子こどものころの夏休なつやすみを思おもい出だして、懐なつかしい気持きもちになる。ここは思おもい出でがいっぱいの場所ばしょだ。

この前まえ、そのおばあさんに「若わかいうちに、いろいろな所ところを訪たずねておきなさい」と言いわれた。

それで今年ことしは、休やすみが取とれるうちに、ほかの町まちの温泉おんせんにも行いってみるつもりだ。

でも、どこへ行いっても、やっぱり「大おおきくなったね」と言いってくれる故郷こきょうの温泉おんせんがいちばんだろう。

内容のかくにん

R1筆者ひっしゃの故郷こきょうの町まちについて、本文ほんぶんの内容ないように合あうものはどれか。

答えと解説

答え: 2 帰かえるたびに、少すこしずつ景色けしきが変かわっている

「故郷こきょうに帰かえるたびに、町まちの景色けしきが少すこしずつ変かわっている」とあります。駐車場ちゅうしゃじょうになったのは公園こうえんで、駅えきの前まえにできたのはコンビニです。

R2おばあさんは「大おおきくなったね」と言いうが、本当ほんとうはどうか。

答えと解説

答え: 4 筆者ひっしゃの背せは、高校生こうこうせいのときから変かわっていない

「私わたしはもう三十五歳さんじゅうごさいで、背せも高校生こうこうせいのときから変かわっていない」とあります。本当ほんとうは大おおきくなっていないので、少すこしおもしろい話はなしになっています。

クイズ

1ホテルの窓まどから見みえる(  )がきれいで、写真しゃしんをたくさん撮とった。

答えと解説

答え: 2 景色けしき

窓まどから見みえる山やまや海うみなどの様子ようすは「景色けしき」です。「思おもい出で」「交流こうりゅう」「経験けいけん」は窓まどから見みえるものではありません。

2小学校しょうがっこうのときの写真しゃしんを見みて、(  )気持きもちになった。

答えと解説

答え: 4 懐なつかしい

昔むかしの写真しゃしんを見みて、そのころを思おもい出だす気持きもちは「懐なつかしい」です。ほかの語ごは「気持きもちになる」と合あいません。

3久ひさしぶりに会あった友ともだちは、髪かみの色いろが(  )いて、すぐには分わからなかった。

答えと解説

答え: 1 変かわって

髪かみの色いろが前まえと違ちがっていたので、すぐに分わからなかったのです。「変かわる」が合あいます。

4この写真しゃしんを見みる(  )、いつも去年きょねんの旅行りょこうの楽たのしさを思おもい出だす。

答えと解説

答え: 3 たびに

「いつも」があるので、「写真しゃしんを見みると、毎回まいかい思おもい出だす」という意味いみです。「たびに」が合あいます。「うちに」は「見みているうちに(だんだん)〜」のように、続つづけている間あいだの変化へんかを言いうので、「いつも」と合あいません。

5暗くらく(  )うちに、家いえに帰かえりましょう。

答えと解説

答え: 1 ならない

「暗くらくなる前まえに」という意味いみは「V ない形けい+うちに」で言いいます。「暗くらくならないうちに」が正ただしいです。

6A「このスープ、どうぞ。」
B「ありがとうございます。じゃあ、温あたたかい(  )いただきます。」

答えと解説

答え: 4 うちに

「冷つめたくなる前まえに、温あたたかい間あいだに食たべる」という意味いみなので「うちに」が合あいます。

7祖父そふの故郷は、海うみの近ちかくの町まちです。

答えと解説

答え: 2 こきょう

「故郷こきょう」は「こきょう」と読よみます。「こうきょう」ではありません。

8夏休なつやすみのおもいでを作文さくぶんに書かいた。

答えと解説

答え: 3 思い出

「おもいで」は「思おもい出で」と書かきます。

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