接続
- N + にとって
- N + にとっての + N
説明
「〜の立場から見ると」という意味で、その人やものにとっての評価・判断を述べます。後ろには「大切だ・難しい・便利だ・ありがたい」など、評価を表す言葉が来ます。「に対して」と違い、相手に何かをする動作には使いません。
例文
私 にとって、家族はいちばん大切なものです。
外国人 にとって、日本語の敬語は難しいです。
この公園は、子どもたち にとって 安全な遊び場です。
学生 にとっての 夏休みは、新しいことを始めるチャンスです。
注意
「先生にとって話す」のように動作の相手には使えません(→「先生に対して」)。また、意見を言うときに「私にとって賛成です」とは言いません(→「私は賛成です」)。
関連する文法
ミニクイズ
1この辞書は、日本語を勉強している人( )とても便利です。
答えと解説
答え: 4 にとって
「便利だ」という評価を、勉強している人の立場から述べているので「にとって」です。「に対して」「について」「として」では意味が通りません。
2「にとって」の使い方が正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 2 この仕事は私にとって大切です。
2は「大切だ」という評価を私の立場から述べていて正しいです。1は「先生に」、3は「私は」、4は「旅行について」が正しい形です。
3毎日忙しい母( )、週末の休みはとてもうれしい時間です。
答えと解説
答え: 1 にとって
「うれしい時間だ」という評価を母の立場から述べるので「にとって」です。「のせいで」は悪い原因を言うときに使うので合いません。