接続
- N + をもとに(して)
- N + をもとにした + N
説明
ある資料・経験・話などを材料やヒントにして、新しいものを作ったり、考えたり、判断したりすることを表します。後ろには「作る」「書く」「考える」「決める」など、何かを生み出す動詞が来ます。材料から新しいものを作るので、元の物から自由に変えてもかまいません。名詞を修飾するときは「をもとにした+名詞」になります。
例文
この映画は、実際にあった話をもとに作られた。
アンケートの結果をもとにして、新しいメニューを考えた。
祖母から聞いた昔の話をもとに、絵本を書いた。
日本の昔話をもとにしたゲームが、子どもたちに人気だ。
注意
「に基づいて」と似ていますが、「をもとに」は材料から新しいものを作る時に使い、法律や規則に従う時にはあまり使いません。
関連する文法
ミニクイズ
1旅行で撮った写真( )、雑誌の記事を書いた。
答えと解説
答え: 2 をもとに
写真を材料にして記事を書いたので「をもとに」です。「をめぐって」は議論・対立、「に際して」「にあたって」は特別な機会を表すので、写真には付きません。
2本当にあった話を( )映画が人気を集めている。
答えと解説
答え: 4 もとにした
後ろの名詞「映画」を修飾するので「をもとにした+名詞」の形が正しいです。「もとにして」「もとに」は動詞を修飾する形なので、名詞の前には使えません。「をもとで」という形はありません。
3「をもとに」の使い方がいちばん正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 3 去年のデータをもとに、来年の計画を立てた。
去年のデータを材料にして計画を作ったので3が正しいです。1は原因(雨で)、2は一緒にいる人(友達と)、4は時(夏休みに)を表すべき文です。