接続
- N + にこたえて
- N + にこたえる + N
説明
期待・要望・声援・リクエストなど、人からの気持ちや願いを受けて、それが実現するように行動することを表します。漢字では「応えて」と書きます。前に来る名詞は、主に「期待」「要望」「声援」「リクエスト」「アンコール」など、人からの気持ちや願いを表す言葉です。「に応じて」は変化や違いに合わせることが中心ですが、「にこたえて」は相手の気持ちに報いようとする気持ちが強いです。
例文
ファンの声援に応えて、選手は大きく手を振った。
客の要望に応えて、その店は営業時間を延ばした。
両親の期待に応えるために、毎日遅くまで勉強した。
観客のアンコールに応えて、歌手はもう一曲歌った。
注意
天気・季節・状況などには使えません(×季節にこたえて)。その場合は「に応じて」を使います。
関連する文法
ミニクイズ
1観客の拍手( )、バンドはもう一曲演奏した。
答えと解説
答え: 4 に応えて
観客の拍手という気持ちを受けて、もう一曲演奏したので「に応えて」です。「に沿って」は道や方針、「をもとに」は材料、「をめぐって」は議論の中心を表します。
2先生の期待に( )よう、毎日練習している。
答えと解説
答え: 2 応えられる
目的を表す「〜よう(に)」の前には辞書形・可能形・ない形が来るので、「応えられるよう」が正しいです。「て形」「た形」「〜ての」は、この目的の「よう」の前には置けません。
3「にこたえて」の使い方がいちばん正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 3 学生の要望に応えて、図書館が夜九時まで開くことになった。
学生の要望という願いを受けて、それを実現したので3が正しいです。雨・季節・地図は人の期待や要望ではないので「にこたえて」は使えません。2は「季節に応じて」なら自然です。