接続
- V普通形 + ことから
- いA + ことから
- なA + な / である + ことから
- N + である + ことから
説明
使い方は2つあります。(1) 判断の根拠:「〜という事実から、〜だと分かる・考えられる」。後ろに「分かる」「考えられる」「〜ようだ」などが来ます。(2) 名前などの由来:「〜ことから、〜と呼ばれている・名付けられた」。どちらも書き言葉的で、説明文やニュースによく出ます。
例文
この町は桜の木が多いことから、「花の町」と呼ばれている。
道がぬれていることから、夜の間に雨が降ったことが分かる。
この地域は交通が便利なことから、若い家族に人気がある。
彼女はプロの料理人であることから、友人によく料理の作り方を聞かれる。
注意
後ろに依頼・命令・意志の表現は来ません(×「雨が降っていることから、傘を持っていってください」)。そのときは「から」「ので」を使います。
ミニクイズ
1この橋は形が月に似ている( )、「月見橋」と名付けられた。
答えと解説
答え: 2 ことから
名前の由来を説明しているので「ことから」が入ります。「からには」は決意、「からといって」は後ろに否定が必要で、合いません。
2部屋の電気がついている( )、兄はもう帰ってきているようだ。
答えと解説
答え: 4 ことから
「電気がついている」という事実を根拠に「帰ってきているようだ」と判断しているので「ことから」です。ほかの3つは逆接や否定につながる表現で、合いません。
3この辺りは交通が便利( )、昔から多くの店が集まってきた。
答えと解説
答え: 1 なことから
な形容詞は「便利なことから」(または「便利であることから」)の形になります。「交通が便利だ」という事実を根拠・きっかけとして、店が集まったという意味です。「だことから」「のことから」という形はありません。