接続
- Vます形 + かねない
説明
「〜という悪いことが起こる可能性がある」「〜してしまうかもしれない」という意味です。形は否定ですが、意味は肯定(起こりうる)なので注意しましょう。悪い結果についてだけ使い、よい結果には使いません。「このままでは」「〜たら」などと一緒に、注意や心配を表すことが多いです。また「あの人なら〜かねない」のように、ある人の性格から悪い行動を予想するときにも使います。
例文
そんなに無理をしたら、体を壊しかねないよ。
確認しないでメールを送ると、大きな誤解を生みかねない。
地図を見ないで山に入ると、道に迷いかねない。
忘れっぽい兄のことだから、約束の日を間違えかねない。
注意
「かねる」(できない)と形が似ていますが、意味はまったく違います。よいことには使えません(✗ 毎日練習すれば勝ちかねない)。
関連する文法
ミニクイズ
1寝不足のまま車を運転すると、事故を起こし( )。
答えと解説
答え: 4 かねない
「事故を起こす」という悪いことが起こる可能性を言っているので「かねない」が正しいです。「かねる」は「できない」という意味で、逆になります。
2このままのペースで作業を続けると、締め切りに間に合わなくなり( )。
答えと解説
答え: 1 かねない
「締め切りに間に合わなくなる」という悪い結果の可能性なので「かねない」が入ります。「かねる」「得ない」「がたい」は「できない・難しい」という意味で、文に合いません。
3「かねない」の使い方が正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 3 鍵をかけないで出かけると、泥棒に入られかねない。
3は「泥棒に入られる」という悪い結果の可能性を言っていて正しいです。1・2・4はよい結果なので、「かねない」は使えません。