N2 文法 53/60

〜一方だ

ある方向にどんどん変化し続ける

接続

  • V辞書形 + 一方だ

説明

ある変化が止まらずに、一つの方向にだけ進み続けることを表します。「増える・減る・上がる・悪くなる」など変化を表す動詞の辞書形に付きます。困ったことに使うことが多いですが、「人気が高まる一方だ」のように良い変化や中立の変化にも使えます。

例文

  • 駅前えきまえにマンションが増ふえて、家賃やちんは 上あがる一方いっぽうだ。

  • 練習れんしゅうを休やすんでいたら、体力たいりょくは 落おちる一方いっぽうだった。

  • 仕事しごとが忙いそがしくて、読よんでいない本ほんが 増ふえる一方いっぽうです。

  • 新あたらしいアルバムが出でてから、この歌手かしゅの人気にんきは 高たかまる一方いっぽうだ。

注意

「毎日走る一方だ」のように、変化でない動作には使えません。「〜ばかりだ」も似ていますが、「ばかりだ」はふつう悪い変化に使います。「〜一方(で)」(〜と同時に・その反面)とは別の文型です。

関連する文法

ミニクイズ

1最近さいきん、野菜やさいの値段ねだんは(  )一方いっぽうだ。

答えと解説

答え: 4 上あがる

「一方だ」は動詞の辞書形に付きます。値段が上がり続けているという意味です。

2「〜一方いっぽうだ」の使つかい方かたが正ただしい文ぶんはどれですか。

答えと解説

答え: 2 日本語にほんごの勉強べんきょうを始はじめてから、知しっている言葉ことばが増ふえる一方いっぽうだ。

「言葉が増える」は変化なので、「増える一方だ」は自然です。ジョギングをすること、明日雨が降ること、ケーキがおいしいことは変化が続くことではないので使えません。

3駅えきの近ちかくに大おおきなスーパーができてから、この店みせの客きゃくは(  )で、店長てんちょうは困こまっている。

答えと解説

答え: 1 減へる一方いっぽう

「減る一方で」は「減り続けていて」という意味です。「減りつつで」「減った次第で」「減るどころで」は文法的に成り立ちません。

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