接続
- V辞書形 + 一方だ
説明
ある変化が止まらずに、一つの方向にだけ進み続けることを表します。「増える・減る・上がる・悪くなる」など変化を表す動詞の辞書形に付きます。困ったことに使うことが多いですが、「人気が高まる一方だ」のように良い変化や中立の変化にも使えます。
例文
駅前にマンションが増えて、家賃は 上がる一方だ。
練習を休んでいたら、体力は 落ちる一方だった。
仕事が忙しくて、読んでいない本が 増える一方です。
新しいアルバムが出てから、この歌手の人気は 高まる一方だ。
注意
「毎日走る一方だ」のように、変化でない動作には使えません。「〜ばかりだ」も似ていますが、「ばかりだ」はふつう悪い変化に使います。「〜一方(で)」(〜と同時に・その反面)とは別の文型です。
関連する文法
ミニクイズ
1最近、野菜の値段は( )一方だ。
答えと解説
答え: 4 上がる
「一方だ」は動詞の辞書形に付きます。値段が上がり続けているという意味です。
2「〜一方だ」の使い方が正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 2 日本語の勉強を始めてから、知っている言葉が増える一方だ。
「言葉が増える」は変化なので、「増える一方だ」は自然です。ジョギングをすること、明日雨が降ること、ケーキがおいしいことは変化が続くことではないので使えません。
3駅の近くに大きなスーパーができてから、この店の客は( )で、店長は困っている。
答えと解説
答え: 1 減る一方
「減る一方で」は「減り続けていて」という意味です。「減りつつで」「減った次第で」「減るどころで」は文法的に成り立ちません。