N2 文法 54/60

〜ばかりだ

悪い方向にどんどん変化し続ける

接続

  • V辞書形 + ばかりだ

説明

状況が悪い方向にだけ進み続けることを表します。「悪くなる・増える・減る・弱まる」など変化を表す動詞の辞書形に付き、話す人の困った気持ちや心配が入ります。意味は「〜一方だ」に近いですが、「ばかりだ」はふつう良い変化には使いません。

例文

  • 話はなし合あいをしても、二人ふたりの関係かんけいは 悪わるくなるばかりだ。

  • 雨あめは 強つよくなるばかりで、試合しあいは中止ちゅうしになった。

  • 片付かたづけをしないので、部屋へやは 汚きたなくなるばかりだ。

  • 円えんが安やすくなって、海外旅行かいがいりょこうの費用ひようは 高たかくなるばかりだ。

注意

「Vたばかりだ」(〜したすぐ後だ)や「Nばかり」(〜だけ)とは意味が違います。「成績が上がるばかりだ」のような良い変化には「一方だ」を使います。

関連する文法

ミニクイズ

1毎日まいにち遅おそくまで働はたらいて、疲つかれは(  )ばかりだ。

答えと解説

答え: 3 たまる

変化を表す「ばかりだ」は動詞の辞書形に付きます。疲れがどんどんたまっていく、という悪い変化です。

2説明せつめいを聞きけば聞きくほど、分わからなく(  )。

答えと解説

答え: 1 なるばかりだ

「なるばかりだ」で「どんどん分からなくなる」という意味になります。「なったばかりだ」は「〜したすぐ後」の意味で文に合いません。「なりつつだ」は形が間違いです。「なるところだ」は「これから〜する直前だ」という意味で、「聞けば聞くほど」と合いません。

3車くるまが増ふえて、家いえの前まえの道みちは危あぶなく(  )。

答えと解説

答え: 4 なるばかりだ

「危なくなるばかりだ」で、道がどんどん危なくなっているという意味です。「ばかりか」「ばかりに」は後ろに文が続く形なので、ここで文を終えられません。「なってばかりだ」は変化の意味では使いません。

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