接続
- N + の至り(です)
説明
「光栄・恐縮・感激・赤面」など限られた名詞について、その気持ちが最高の程度であることを表す、とても改まった言い方です。スピーチやあいさつ、手紙で、自分の気持ちを丁寧に述べるときに使います。また、「若気の至り」は「若くて経験がなかったためにしてしまったこと」という意味の決まった言い方で、昔の失敗を振り返るときに使います。
例文
このような賞をいただき、光栄の至りです。
先生にわざわざお越しいただき、恐縮の至りです。
皆様の前でお名前を間違えてしまい、赤面の至りです。
学生時代に髪を青く染めたのは、若気の至りだった。
注意
どんな名詞にもつくわけではなく、決まった組み合わせで覚えます。「〜の極み」と似ていますが、「の至り」は主に自分の気持ちを丁寧に述べるあいさつで使い、ふつう他人を批判するときには使いません。
関連する文法
ミニクイズ
1社長から直接お褒めの言葉をいただき、光栄( )です。
答えと解説
答え: 2 の至り
「光栄の至りです」は「この上なく光栄です」という改まったあいさつです。「ならでは」は「〜だけにある」、「に至る」は「〜という段階まで来る」、「とあって」は「〜なので」という意味で、どれもこの文に合いません。
2若い頃、入った会社を三日で辞めたのは( )だった。
答えと解説
答え: 4 若気の至り
「若気の至り」は「若くて考えが足りなかったためにしたこと」という決まった言い方です。「若者」「若さ」「若い」をこの形で使うのは正しくありません。
3「〜の至り」の使い方が正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 2 お招きいただき、感激の至りです。
「感激の至り」は「この上なく感激している」という意味の改まった言い方です。「雨」「安さ」「運動」にはつきません。