接続
- V辞書形 + まじき + N
- する → するまじき / すまじき + N
- N + に / として + あるまじき + N
説明
「〜してはならない」「〜として許されない」という意味の非常に硬い表現で、後ろに必ず名詞(行為・態度・発言など)が来ます。特に「教師にあるまじき行為」「プロとしてあるまじき態度」のように、「N(立場)に/としてあるまじき N」の形で、その立場の人がするべきではないことを強く批判するときに使います。
例文
生徒の答案を電車に置き忘れるとは、教師にあるまじき行為だ。
客に対して失礼な言葉を使うのは、店員としてあるまじき態度だ。
それは親として言うまじき言葉だった。
客を置いて先に帰るなど、旅行ガイドにあるまじき行動だ。
注意
「まじき」の後ろには必ず名詞が来ます。「〜まじきだ」とは言いません。「あるべき(理想の)」と反対の意味になるので、取り違えに注意してください。
ミニクイズ
1会議の資料を勝手に外部の人に見せるとは、社会人に( )行為だ。
答えと解説
答え: 3 あるまじき
「社会人にあるまじき行為」で「社会人として許されない行為」という意味です。「あるべき」は「理想の」という反対の意味、「あるまい」「あってこそ」は名詞に続きません。
2審判が一方のチームだけに有利な判定をするのは、許す( )ことだ。
答えと解説
答え: 4 まじき
名詞「こと」の前なので「許すまじきこと」になります。「まじく」「まじ」「まい」は名詞を修飾する形ではありません。
3「まじき」の使い方が正しいものはどれか。
答えと解説
答え: 2 客のお金を勝手に使うなど、銀行員にあるまじきことだ。
2は「銀行員として許されないことだ」という意味で、正しい使い方です。1は後ろに名詞がなく、3は形容詞、4は意志のない自然現象なので使えません。