N1 文法 51/60

〜までだ・〜までのことだ

(ほかに方法がなければ)〜するだけだ/ただ〜しただけだ

接続

  • V辞書形 + までだ
  • V辞書形 + までのことだ
  • Vた形 + までだ
  • Vた形 + までのことだ

説明

用法は二つあります。(1)「V辞書形+までだ」は、ある方法がだめなら、ほかの方法をとるだけだという覚悟や割り切りを表します。「〜なら」「〜ば」「〜ても」などの条件の後によく使い、「大したことではない、それをすればいい」という落ち着いた気持ちが出ます。(2)「Vた形+までだ」は、自分がしたことについて「特別な理由や意図はなく、ただ〜しただけだ」と説明するときに使います。お礼を言われたときの謙遜や、責められたときの言い訳にも使います。「までのことだ」は「までだ」と同じ意味で、少し改まった言い方です。

例文

  • バスがないなら、駅えきまで 歩あるくまでだ。

  • 今年ことしの試験しけんに落おちたら、また来年らいねん 受うけるまでのことだ。

  • お礼れいなんていりません。当然とうぜんのことを したまでです。

  • 特とくに深ふかい意味いみはない。思おもったことを 言いったまでだ。

注意

辞書形か た形かで意味が変わるので注意します。「〜までもない」(する必要がない)とは別の文型です。

関連する文法

ミニクイズ

1頼たのめる人ひとがいないなら、自分じぶんで(  )までだ。

答えと解説

答え: 1 作つくる

「ほかに方法がなければ〜するだけだ」という覚悟は「V辞書形+までだ」で表します。て形・意向形・ば形には「までだ」は続きません。

2A「昨日きのうは駅えきまで案内あんないしてくださって、ありがとうございました。」
B「いえいえ、お困こまりのようだったので、駅えきまで(  )までです。」

答えと解説

答え: 2 案内あんないした

Aがお礼を言っているのは昨日もう済んだことなので、「ただ〜しただけだ」という意味のた形「案内したまでです」が正しいです。1 の辞書形の「案内するまでです」は「(ほかに方法がないなら)これから〜するだけだ」という意味になり、済んだことには使えません。「しよう」「して」には「までだ」は続きません。

3電車でんしゃが止とまっているなら、私わたしはタクシーで行いく(  )。

答えと解説

答え: 3 までだ

「電車がだめならタクシーで行くだけだ」という意味で「までだ」が入ります。「ものなら」「とばかりに」は文の終わりに置けず、「ことか」は強い感動を表すので合いません。

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