N1 文法 59/60

〜きらいがある

〜という(よくない)傾向がある

接続

  • V辞書形 + きらいがある
  • Vない形 + きらいがある
  • N + の + きらいがある

説明

人や組織などに、よくない性質や傾向があることを、少し距離をおいて批判的に述べる書き言葉です。「きらい」は「嫌い」ではなく「傾向」という意味です。「どうも」「とかく」「やや」などと一緒によく使います。良い習慣や、一回だけの出来事には使いません。

例文

  • 彼かれは人ひとの話はなしを最後さいごまで聞きかずに 判断はんだんするきらいがある。

  • 私わたしは一度いちど決きめると、他ほかの人ひとの意見いけんに耳みみを 貸かさないきらいがある。

  • この会社かいしゃは、前例ぜんれいのない仕事しごとを 避さけるきらいがある。

  • 佐藤さとうさんの文章ぶんしょうは、やや 説明せつめい過多かたのきらいがある。

注意

「〜がちだ」は話し言葉でもよく使い、回数が多いことを表しますが、「きらいがある」はもっと硬い言い方で、その人の性質としての傾向を批判的に述べます。前の動詞はた形にしません。

ミニクイズ

1兄あには物事ものごとを悪わるい方ほうに考かんがえ(  )。

答えと解説

答え: 4 すぎるきらいがある

「V辞書形+きらいがある」の形なので「考えすぎるきらいがある」が正しいです。「きらいだ」という形では使いません。

2部長ぶちょうは部下ぶかの小ちいさな失敗しっぱいを(  )きらいがある。

答えと解説

答え: 2 大おおげさに言いう

「きらいがある」の前は辞書形です。た形・意向形・ば形は使えません。

3「きらいがある」の使つかい方かたが正ただしい文ぶんはどれですか。

答えと解説

答え: 3 山田やまださんは自分じぶんの考かんがえを人ひとに押おし付つけるきらいがある。

「考えを押し付ける」はよくない傾向なので正しい使い方です。1 は良い習慣、2 は一回の予定なので使えず、4 のようにい形容詞にもつきません。

N1・30日目のレッスンで練習する

JLPT単語7,500語以上を、カード・音声・間隔反復でおぼえるなら無料アプリのJapatan

App Storeでダウンロード