接続
- V辞書形 + かたわら
- N + の + かたわら
説明
用法は二つあります。(1)「Aかたわら、B」は、仕事や勉強などの本来の活動Aをしながら、それとは別にBという活動も続けていることを表します。同じ人が長い期間にわたって二つのことをしている場合に使います。「ながら」はその場での同時の動作(音楽を聞きながら宿題をする)にも使えますが、「かたわら」はそのような使い方ができません。(2)「Nのかたわら(に)」は「〜のすぐそば」という場所の意味で、書き言葉的な表現です。
例文
田中さんは会社に 勤めるかたわら、週末に小説を書いている。
マリアさんは大学での 研究のかたわら、子どもたちに英語を教えている。
祖父は農業を 営むかたわら、地域の歴史を調べてきた。
公園の ベンチのかたわらに、小さな花が咲いていた。
注意
「音楽を聞くかたわら、宿題をした」のような、その場での同時動作には使えません(「ながら」を使います)。前の部分には本業や生活の中心になる活動を置きます。
ミニクイズ
1彼は銀行で( )かたわら、夜は大学で経済を学んでいる。
答えと解説
答え: 1 働く
動詞につくときは辞書形+「かたわら」です。て形・ます形・た形にはつきません。
2佐藤さんは家事( )かたわら、料理の本を書いている。
答えと解説
答え: 3 の
名詞につくときは「N+の+かたわら」なので、「家事のかたわら」となります。
3「かたわら」の使い方が正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 4 父は教師として働くかたわら、絵を描き続けてきた。
「教師として働く」という本業と並行して、長い間絵を描いてきたので正しい使い方です。1〜3 はその場での同時の動作なので「ながら」などを使います。