N1 文法 60/60

〜かたわら

本業をしながら、その一方で別のことも/〜のそば

接続

  • V辞書形 + かたわら
  • N + の + かたわら

説明

用法は二つあります。(1)「Aかたわら、B」は、仕事や勉強などの本来の活動Aをしながら、それとは別にBという活動も続けていることを表します。同じ人が長い期間にわたって二つのことをしている場合に使います。「ながら」はその場での同時の動作(音楽を聞きながら宿題をする)にも使えますが、「かたわら」はそのような使い方ができません。(2)「Nのかたわら(に)」は「〜のすぐそば」という場所の意味で、書き言葉的な表現です。

例文

  • 田中たなかさんは会社かいしゃに 勤つとめるかたわら、週末しゅうまつに小説しょうせつを書かいている。

  • マリアさんは大学だいがくでの 研究けんきゅうのかたわら、子こどもたちに英語えいごを教おしえている。

  • 祖父そふは農業のうぎょうを 営いとなむかたわら、地域ちいきの歴史れきしを調しらべてきた。

  • 公園こうえんの ベンチのかたわらに、小ちいさな花はなが咲さいていた。

注意

「音楽を聞くかたわら、宿題をした」のような、その場での同時動作には使えません(「ながら」を使います)。前の部分には本業や生活の中心になる活動を置きます。

ミニクイズ

1彼かれは銀行ぎんこうで(  )かたわら、夜よるは大学だいがくで経済けいざいを学まなんでいる。

答えと解説

答え: 1 働はたらく

動詞につくときは辞書形+「かたわら」です。て形・ます形・た形にはつきません。

2佐藤さとうさんは家事かじ(  )かたわら、料理りょうりの本ほんを書かいている。

答えと解説

答え: 3 の

名詞につくときは「N+の+かたわら」なので、「家事のかたわら」となります。

3「かたわら」の使つかい方かたが正ただしい文ぶんはどれですか。

答えと解説

答え: 4 父ちちは教師きょうしとして働はたらくかたわら、絵えを描かき続つづけてきた。

「教師として働く」という本業と並行して、長い間絵を描いてきたので正しい使い方です。1〜3 はその場での同時の動作なので「ながら」などを使います。

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