接続
- N + めく
- N + めいた + N
- N + めいている
説明
名詞について、「完全にそうではないが、その要素や感じが表れている」ことを表します。「春めく」「秋めく」のように季節の気配が感じられるときや、「皮肉めいた」「謎めいた」「説教めいた」「言い訳めいた」のように、言葉や人の様子がそれらしく感じられるときに使います。名詞を修飾するときは「〜めいた+名詞」の形が多く、変化を表すときは「〜めいてきた」とよく言います。
例文
三月に入り、日差しもだいぶ 春めいてきた。
先輩は遅刻した私に 皮肉めいたことを言った。
彼の過去を知る人は少なく、謎めいた人物だと思われている。
上司の話は、途中から 説教めいてきた。
注意
どんな名詞にもつくわけではなく、「春・秋・皮肉・謎・冗談・説教・言い訳」など決まった語と使います。ふつう、形容詞や動詞にはつけて使いません。
ミニクイズ
1木々の葉が色づき始め、町はすっかり秋( )きた。
答えと解説
答え: 3 めいて
「秋めいてきた」で「秋らしい感じになってきた」という意味です。ほかの語は「秋」につけて使いません。
2遅れた理由を聞かれ、彼は言い訳( )ことを言い始めた。
答えと解説
答え: 2 めいた
名詞「こと」を修飾するので「言い訳めいた」の形にします。「めいて」「めき」は名詞を修飾できず、「めける」という形はありません。
3「めく」の使い方が正しい文はどれですか。
答えと解説
答え: 1 冗談めいた口調で言ったが、目は真剣だった。
「冗談めいた口調」は「冗談のような話し方」という意味で正しいです。形容詞(甘い)や動詞にはつかず、「雨めく」という言い方もありません。