接続
- N + ではあるまいし
- N + じゃあるまいし(話し言葉)
- V普通形 + の / わけ + ではあるまいし
説明
「〜ではないのだから」という意味で、「子どもじゃあるまいし」のように、明らかに違うことを例に出して、相手の言動を批判したり、忠告したりします。後ろには「〜しなさい」「〜な」「〜てもいいじゃないか」など、話し手の判断・忠告・命令が来ます。話し言葉では「〜じゃあるまいし」の形がよく使われます。
例文
子どもじゃあるまいし、自分のことは自分でやりなさい。
新入社員ではあるまいし、そんな基本的なことを聞かないでくれ。
二度と会えないわけではあるまいし、そんなに泣かないで。
観光に来たのではあるまいし、出張中にお土産ばかり買っていてはだめだよ。
注意
目上の人には失礼になりやすい、少しきつい言い方です。前に来るのは「明らかにそうではないこと」で、後ろには話し手の意見や忠告が来ます。単なる事実の説明には使えません。
ミニクイズ
1魔法使い( )、そんなにすぐには直せませんよ。
答えと解説
答え: 2 じゃあるまいし
「魔法使いじゃあるまいし」で「魔法使いではないのだから」という意味です。「とあって」「ゆえに」は理由、「なくして」は条件で、意味が通りません。
2二度と会えない( )、そんなに悲しまないで。
答えと解説
答え: 1 わけではあるまいし
「会えないわけではあるまいし」で「二度と会えないわけではないのだから」という意味になり、後ろの「悲しまないで」とつながります。「ばこそ」は辞書形やない形には付きません。
3「ではあるまいし」の使い方が正しいものはどれか。
答えと解説
答え: 3 小学生ではあるまいし、電車の乗り方くらい自分で調べなさい。
3は「小学生ではないのだから、自分で調べなさい」という忠告で、正しい使い方です。1、2、4は後ろに忠告や批判がなく、前後の意味もつながりません。