N2 文法 51/60

〜つつ

〜ながら(同時の動作)/〜けれども(逆接)

接続

  • Vます形 + つつ
  • Vます形 + つつ(も) ※逆接

説明

「つつ」には二つの用法があります。一つ目は「〜ながら」と同じで、同じ人が二つの動作を同時にすることを表します(例:景色を楽しみつつ歩く)。二つ目は「〜のに・〜けれども」という逆接で、「分かりつつ」「思いつつ」「知りつつ」のように、気持ちや考えを表す動詞と使うことが多く、「つつも」の形もよく使います。どちらも「ながら」より硬い書き言葉的な表現です。

例文

  • 窓まどの外そとの景色けしきを 楽たのしみつつ、電車でんしゃの旅たびを続つづけた。

  • 会議かいぎでは、社員しゃいんの意見いけんを 聞ききつつ、新あたらしい計画けいかくを決きめていきたい。

  • 体からだに悪わるいと 分わかりつつも、毎晩まいばん遅おそくまでゲームをしてしまう。

  • 早はやく返事へんじをしなければと 思おもいつつ、もう一週間いっしゅうかんも経たってしまった。

注意

同時の用法では、前と後ろの動作は同じ人がします。会話では「〜ながら」のほうが自然です。逆接の用法は「つつも」にすると意味がはっきりします。

関連する文法

ミニクイズ

1悪わるいことだと(  )、友達ともだちにうそをついてしまった。

答えと解説

答え: 2 知しりつつ

「つつ」はます形(知ります→知り)に付きます。「悪いと知っているのに」という逆接の意味です。辞書形・て形・た形には付きません。

2先生せんせいに注意ちゅういされると分わかり(  )、また授業中じゅぎょうちゅうに寝ねてしまった。

答えと解説

答え: 4 つつも

「分かりつつも」は「分かっているのに」という意味です。「ついでに」「うちに」「とたんに」はます形(分かり)には付かないので、形の上でも合いません。

3地図ちずを(  )、知しらない町まちを歩あるいた。

答えと解説

答え: 1 見みつつ

「見ます」のます形は「見」なので「見つつ」になります。「地図を見ながら」と同じ、同時の動作の意味です。

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