接続
- Vます形 + つつ
- Vます形 + つつ(も) ※逆接
説明
「つつ」には二つの用法があります。一つ目は「〜ながら」と同じで、同じ人が二つの動作を同時にすることを表します(例:景色を楽しみつつ歩く)。二つ目は「〜のに・〜けれども」という逆接で、「分かりつつ」「思いつつ」「知りつつ」のように、気持ちや考えを表す動詞と使うことが多く、「つつも」の形もよく使います。どちらも「ながら」より硬い書き言葉的な表現です。
例文
窓の外の景色を 楽しみつつ、電車の旅を続けた。
会議では、社員の意見を 聞きつつ、新しい計画を決めていきたい。
体に悪いと 分かりつつも、毎晩遅くまでゲームをしてしまう。
早く返事をしなければと 思いつつ、もう一週間も経ってしまった。
注意
同時の用法では、前と後ろの動作は同じ人がします。会話では「〜ながら」のほうが自然です。逆接の用法は「つつも」にすると意味がはっきりします。
関連する文法
ミニクイズ
1悪いことだと( )、友達にうそをついてしまった。
答えと解説
答え: 2 知りつつ
「つつ」はます形(知ります→知り)に付きます。「悪いと知っているのに」という逆接の意味です。辞書形・て形・た形には付きません。
2先生に注意されると分かり( )、また授業中に寝てしまった。
答えと解説
答え: 4 つつも
「分かりつつも」は「分かっているのに」という意味です。「ついでに」「うちに」「とたんに」はます形(分かり)には付かないので、形の上でも合いません。
3地図を( )、知らない町を歩いた。
答えと解説
答え: 1 見つつ
「見ます」のます形は「見」なので「見つつ」になります。「地図を見ながら」と同じ、同時の動作の意味です。